クリスマスにこそプレーするべし神ゲー、恋愛トラブルを暴力で解決する『嫌な女友達を拳でわからせるゲーム』が傑作

リアルな男女のギスギスが味わえる? 困ったら拳でライバルをわからせる恋愛シミュレーションゲームをやってみました。

■最初のエネミーが登場

放っておいてもいずれ別れそうな気配がプンプンしている2人ですが、ここで第一の刺客として「地雷系後輩」こと、ここあちゃんが登場。

ちなみにこのゲーム、各登場人物にはきちんと名前があるにも関わらず、ストアの概要欄やPVの紹介文には「彼氏」「地雷系後輩」などと、役割でしか書かれていないところも、製作者さんのセンスが光るポイントだと私は勝手に思っています。

(無害を装っていても、舌戦は既に始まっています)

このここあちゃんですが、リョウ君の高校時代からの後輩らしく、地雷系妹キャラのお手本のようなムーブで強引にデートに同行しようとしてきます。ひなたちゃんが「リョウ君と2人で遊びたい」と遠回しに断っても、「彼女さん束縛強~い」と1歩も譲りません。

(全プレイヤーが共感したであろう、魂からの「お前も断れよ!」)

リョウ君に対する「お前も断れよ!」という心の叫びがむなしく響く中、静かな“戦いの予感”に背筋が震えます。

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■なんか流れ変わった?

次なるゲーセンデートでは、なぜかここあちゃんも財布を持ってきていないため、再び小銭拾いのミニゲームからスタート。

しかも今回は、ひなたちゃんが少しでも目を離すと、リョウ君とここあちゃんがハートマークを飛ばしてイチャつきだす嫌がらせ付き。

(デート代を稼いでいたら、後ろで2人がイチャつき出した図)

こうして苦労して集めたお金で一行はプリントシールを撮るのですが、突然「押せ」という力強い文字と共に、ここあちゃんを外に押し出すミニゲームが発生します。上手く力加減を調整して、カメラの画角から完全にフレームアウトさせましょう。

(相手をプリント機から押し出すミニゲーム。ここで一番笑いました)

それが終わるとついに“タイトル回収”の時間がやってきます。3D格闘ゲームのスタイルで、絶対に退かないここあちゃんを拳でわからせてやりましょう!

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■ストロングなお酒で豹変

バトルの難易度は低く、さすがにボタン連打でいける難易度…と思いきや、体力が低下したここあちゃんが突如モードチェンジ。アルコール度数がやたら高そうなお酒のロング缶をどこからともなく取り出して、某ジャッキー映画のような猛攻を繰り出してきます。

この本気モードがやたら強く、このままでは負けてしまうと思っていたら、なんとこちらも体力低下で専用カットインが発生。“ありったけ”を出したゴンさん、あるいは元の姿に戻ったビスケのような筋肉美の姿に変身します。

(隠していた筋肉美を突如疲労するひなたちゃん)

一方で、現彼女と後輩女子がこれだけド派手な乱闘をしているにも関わらず、一切こちらに関心を払わないリョウ君。戦いが終わった後も「あれ、ここあは?」と何もわかっておらず、もうだめだコイツ。


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■ボーイッシュな女友達

一難去ってまた一難、第二の刺客としてプレイヤーの前に現れるのは、「ボーイッシュ同期」こと、リョウ君の所属する野球サークルのメンバーであるスバルちゃん。

リョウ君とは「おいリョウ!」と男友達のように接する間柄で、距離感がやたら近くボディタッチは多め。さっぱりとした性格かと思いきや、ひなたちゃんには伝わらないサークルの内輪話で盛り上がるという、やたらジメっとした小技も使用してきます。

(ここあちゃんに負けず劣らず、絶妙なチクチク言葉が刺さります)

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■リアルなギスギスを体験できる

それにしても、このゲームのキャラクターの人物像や会話の絶妙なリアリティはなんなのでしょうか。あまりの解像度の高さに、これって制作者さんの実体験なのでは…と心配になります。

ゲームに登場するような“女友達”に彼氏を取られた人にとってはトラウマをえぐられそうな内容ですが、捉えようによっては、拳でわからせてスッキリできるからいいのかな…いいのかも。

(大体のトラブルはそもそもコイツのせい)

何より、リョウ君が別れても1ミリも心が痛まないキャラをしているというか、なんなら途中から「早く別れたいけど、とりあえず先にコイツをわからせてからだ!」と、戦闘民族のマインドになっている自分を発見できて楽しいです。

今回の『彼氏の周りにいたら嫌な女友達を拳でわからせるゲーム』ですが、彼氏の周囲の女性関係に悩んでいる人や、ダメ男に振り回されながらリアルな恋愛のいざこざを楽しみたい人、または自分の内に秘めた眠れる獅子を怒りで呼び起こしたい人にはオススメの一本でした。


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■執筆者プロフィール

幽霊坂ゆらぎ。

チップチューンやピクセルアートを中心とした活動をしているメガネジャージ系美少女VTuber。Sirabeeで不定期にゲーム記事を執筆中です。

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(文/Sirabee 編集部・幽霊坂ゆらぎ

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