斎藤雅樹氏、現役時代に経験した“痛恨の試合”告白 ノーヒットノーラン目前で「あれは酷いです…」
斎藤雅樹氏が江川卓氏のYouTubeに出演。落合博満氏にサヨナラホームランを打たれた試合を語った。
■斎藤氏が「酷い試合」を振り返る
斎藤氏は現役時代、当時・中日ドラゴンズだった落合博満氏を2割6分4厘、ホームラン6本と「比較的抑えている」とスタッフから紹介されると「痛いところで打たれているというのはある」と苦笑い。
すると江川氏が、「覚えているわ。中日球場で9回までノーヒットノーランしていたのに、落合さんにサヨナラホームランを打たれた。あれは覚えている」と指摘する。
これに斎藤氏は「そうです。ノーヒットノーランから負け投手になっちゃった。あれは酷いです」と肩を落とした。
■当時の心境を振り返る
斎藤氏は、試合についてドラゴンズの先発が最多勝を争っていた西本聖氏だったことを告白。西本氏は3失点でマウンド降りたのだという。
そして「9回ワンナウトからライト前に落とされて、ヒットを打たれちゃったんですよね。ノーヒットノーランはなくなったんですけど、別にがっくりなんか来ていなくて、もういいや、残念だな。でも勝てばいいやと思ってたんです」と当時の心境を振り返った。
■江川氏も「覚えている」
斎藤氏は「そこから、あれよあれよという間に、1点取られてランナー2人で、落合さんだったんですね。それでガバーンって右中間に打たれて逆転サヨナラ3ランだったんです。めちゃめちゃショックでしたね」と語る。
江川氏も覚えていたようで、「真ん中ちょっと内側のやつを右中間に入れられたんだね。外じゃないんだよね、なんか場所も覚えてるもん」と声をかけていた。
■落合氏がサヨナラホームラン
動画で語られたのは、1989年8月12日の中日対巨人戦だ。9回裏ワンアウトまでノーヒットノーランを継続していた斎藤氏だが、音重鎮氏にヒットを許したことで、リズムを崩してしまう。
ツーアウトを取ったが、仁村徹氏にタイムリーを浴び、1点を返されてなお1塁2塁。ここで落合氏が右中間に逆転サヨナラスリーランホームランを放ち、4対3でドラゴンズが勝利した。
痛い敗戦を喫した斎藤氏だが、次の試合からは調子を取り戻し、20勝7敗防御率1.62の成績で最多勝と最優秀防御率のタイトルを手にした。その後、最多勝を5回、最優秀防御率を3回獲得している。
斎藤氏は1983~88年までなかなか1軍に定着できず、「ノミの心臓」と揶揄されていた。打たれはしたものの、次の試合から意気消沈することなくしっかりと勝ち星を重ねたことで、「平成の大エース」になったのかもしれない。





