古舘伊知郎、流行語大賞は時代遅れと指摘 高市早苗首相の受賞も「おかしいと思う」理由は…
高市早苗首相の「働いて~」が流行語大賞に選ばれたことに古舘伊知郎が疑問を投じたほか、「いつまで続けるの?」など長年叫ばれている流行語大賞の不要論を唱えた。これには「よくぞ言ってくれました」との声も…。

フリーアナウンサーの古舘伊知郎が2日、自身のYouTubeチャンネルにショート動画を投稿し、前日に発表された新語・流行語大賞についてコメント。
年間大賞に選ばれた高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」に触れつつ、「流行語大賞、もう要らないよ」などとぶった斬った。
【今回の動画】「もう要らない」「やめたほうがいい」などと一刀両断
■「流行語なんてもう流行んない」
古舘は冒頭から、「やんなっちゃうんだよな」「『流行語大賞』っていうもの自体が、もうスポンサーも変わってね、ずっと繋いできたんだけど… みんなわかると思うけど、流行語なんてもう流行んないでしょ?」と、いきなり賞そのものを疑問視。
続けて、「“今年の流行語”っていっぱい満載されてる時代もあったけど」「全部今年定着した言葉の羅列じゃない」と分析し、「“流行した言葉”とはもうおもむきが違うわけだよな」と趣旨が異なっているとした。
■高市発言自体に疑問も
続けて、「もう、あってもしょうがないよこんなの。もうやめたほうがいいんじゃないかと思うよ俺は」とバッサリ。
今回、高市首相の発言が大賞を獲得したことに対しても、「おかしいと思う」と疑問も。
理由については、「俺はあの高市さんの発言を聞いたときに『いちいち言うな』と思った」「宰相になってこの日本国を牽引していく人ってのは、5回繰り返すどころか100万回繰り返して働き抜かなきゃいけないんでしょ? それを望んで総理になった人なわけでしょ?」などと異を唱えた。
■昭和のノスタルジーも引き合いに
その後も、「当たり前に言わずもがなだから、言わなくていいのそんなの」「総理大臣っていうのは、だから敢えて『働く』なんて当たり前のことを言う必要ないのに」と批判すると、「こんなものが流行ってるわけでも何でもないわけだよ」と“流行”を疑問視。
働き方改革にも触れながら、「『仕事って昭和の時代はそんなもんだったな』みたいな、そんなノスタルジーみたいなのを含めて、なんで大賞にならなきゃいけないのかなと思うしね」など、働き詰めが美徳だった昭和への懐古も批判している。
■コメント欄でも「よくぞ言ってくれました」
この私見にコメント欄には、「実態を反映したものではないのであれば、やる必要はないですよね」「よくぞ言ってくれました。化石みたいで、いつまでも、旧態然として進歩がない。こんなもの、いつまで続けるの?」「背景のスポンサーが全てを物語っていた。みなさん生命保険に入りましょうね 働きすぎは命の危機あり」など、共感が殺到している。
筆者も流行語大賞は全く世相を反映していないと長年感じているため、コメント欄や古舘の意見には共感を覚える。11月のノミネート発表時、SNSでは「スポンサーが変わって選出ワードがまともになった」との意見が見られたが、結局はユーキャン時代も多かった政治関連という、オヤジ臭い選出になったのもがっかりだった。
流行語大賞といえばスポーツへの偏重も批判の的だが、サッカーワールドカップと野球のWBCが開催される来年は、またスポーツ関連の大賞になるのではないかと、今から危惧している。




