現役医師芸人、研修医時代の“リアルな給料”明かす 「手取り…」「安くはないっていう感じ」
お笑いタレントで医師のしゅんしゅんクリニックPが、研修医時代を振り返り、リアルな「手取り額」について明かした。病院によっても違いがあり、なかには「謎に高い」病院も…。

お笑いタレントで現役医師のしゅんしゅんクリニックP(しゅんP)が、YouTubeチャンネル『BSよしもと公式チャンネル、しゅんしゅんクリニックPチャンネル』にて、研修医時代について振り返り、リアルな「手取り額」について明かした。
【今回の動画】研修医時代のリアルな“手取り”
■現役医師の異色芸人
しゅんPは大学卒業後に医師免許を取得し、2年間の研修医期間を終えた後、吉本総合芸能学院(NSC)東京校に16期生として入学。コンビとして活動し、当時から医師免許を持った異色のお笑い芸人として話題となった。
2016年にコンビを解散後も、ピン芸人として活動するかたわら、医師として臨床にも携わっている。
■2年間の研修
しゅんPは、医師免許を取得後、2年間「初期臨床研修」を行った。その理由について「2年間、研修医っていうのをしないと、保険診療っていうのができないんですよ」と説明。
研修医は、大学病院や市民病院といった、ある程度の規模の「研修指定病院」で研修を受けるが、しゅんPが研修を受けたのは400床ほどの中規模の病院だったという。
研修は1、2ヶ月程度でさまざまな科を回ることになり、しゅんPも神経内科、消化器内科、循環器系内科、麻酔科、消化器外科など、次々と診療科を移って研修を受けた。
■手取り額は…「安くはないっていう感じ」
そんな研修医時代の給料については、「結構、病院によって違う」とのこと。大学病院は比較的安め、市民病院は割高という傾向があるとか。
「僕が行っていた病院は、家賃とか諸々引かれて手取り27万円ぐらいっていう感じですね。だからまあ、安くはないっていう感じです。住まいもその病院の敷地内の寮に住んでいたので、2万5,000円ぐらいだったので。それも引かれて27万円ぐらいなので。ドラマとか漫画でよくあるような、めちゃくちゃ安月給とかではなかったです」と赤裸々に明かす。
また、「謎に高いところ」もあるそうで、「それは(理由を)聞いたら、めちゃくちゃ忙しいっていうのと、研修医1人の責任が結構重いみたいな。そういうところもあったり。まあウワサレベルですけど…」とも話し、「それはそれですごい身にはなると思うんで」と語っていた。
■36時間労働になることも
研修期間についても振り返り、「本当につらくて。医者といっても、病院実習はしていますけど、現場に出たことはほとんどないし、勉強はしてるけどほとんど知識があるだけで、実際また現場に行くと使う知識ってちょっと違ってくるんですよ。症状とかを覚えていても、診察とか薬の名前を覚えなきゃいけないっていうのもあるので…」と苦労したことを明かした。
また、研修医は朝に出勤後、カルテのチェックや回診、薬剤や点滴の指示、処置の見学や手術の補助、さらに看護師からの依頼に応じ、午後のカルテ記入や雑務など多岐にわたる仕事をこなす必要があるとのこと。
さらに週に1度の当直もあり、多忙で家に帰れず“36時間労働”になることも。救急搬送された患者の緊急手術の後、予定されていた手術の補助に入るなど業務に追われ、「めっちゃくちゃつらかったですね」などと語っていた。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。




