目が見えず耳も聞こえない老犬 17年前の約束を守り続ける姿が「健気すぎる」と話題に…
目が見えず、耳も聞こえない老犬が、飼い主にお手をする姿が「健気すぎる」と話題に。17年前の約束を守り続ける姿に、感動の声が相次いでいる。
「約束を守る」ということは、信頼によって成り立つ絆。どんなに細かい約束も守る人を見て「信頼できる」と、感動した経験はないだろうか。
現在X上では、目が見えず、耳も聞こえない17歳の老犬が17年前からの約束を守り続ける姿に、感動の声が多数寄せられている。
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■17歳の老犬が飼い主に手に気付いて…
注目を集めているのは、17歳になるダックスフンドのアロンくんの飼い主さんが投稿したポスト。
20秒程度のショートムービーが添えられた投稿には、「お目目も見えなくなって、お耳も聴こえなくなったけど、ママの手の感覚は覚えていて、今でも『お手、おかわり』できるよ」と綴られている。
お目目も見えなくなって
お耳も聴こえなくなったけど
ママの手の感覚は覚えていて
今でも『お手、おかわり』できるよ☺️#17歳7ヶ月#ハイシニア pic.twitter.com/TFeCBctt6W— アロン (@aron16231) November 14, 2025
動画を再生すると、現れたのは目が白く濁った老犬。しかし足取りはしっかりしており、差し出された飼い主さんの手が顔に当たり、一瞬驚いたような様子を見せる。

そして、自分がぶつかった物の正体に気付いたのか、笑顔を浮かべ、両手を器用に使って「お手」「おかわり」を披露してくれたのだ。
■「今は殆ど目が見えてない」

現在17歳8ヶ月のアロンくんは、人間で言うと約84歳の高齢犬。
確かに目は白くなり、歯も抜けているようだが、非常に毛並みが良く、たっぷり愛情を注いでもらっているのが一目で分かる。自分の足で元気に歩いていたり、マズルが短い童顔という点を見ても、ハイシニアということが信じられないくらいだ。

そんなアロンくんが健気に、一生懸命にお手、おかわりを繰り返す姿は人々に感動を与えており、Xユーザーからは「目と耳が不自由でも、お鼻で分かるし、ママさんの手の温かさや優しさも分かるもんね」」「昔飼ってた犬を思い出して、泣きそうになりました」「その温かい手の感触だけで伝わる愛情に、なぜだか私も涙が出てまいります」「長生きしてほしい」など、称賛と応援の声が多数寄せられていた。
アロンくんの体調について、飼い主さんは「14歳ごろから白内障になり、ここ1年くらいの間で急激に悪くなってきました。今は殆ど見えていない様子で、壁や物にぶつかるようになりました」「耳もここ1年でかなり聴こえなくなり、『アロン』と呼んでも気付かなくなりました。それまではチャイムの音や人、車にワンワン吠えていたのですが、今では知らんぷりです」と語る。

しかし嗅覚は健在で、おやつを出したり、りんごやみかんを剥くと飛び起きてやって来るそうで、飼い主さんは「食欲旺盛で食いしん坊なアロンは好き嫌いなく、何でも食べてくれます。寝ているとき以外は常に『おやつくれくれ』の催促をしていますが…(笑)」とも話してくれた。
■17年前の約束を忘れない犬

そんなアロンくんがお手、おかわりを覚えたのは、家にお迎えして数カ月経った頃。飼い主さんの娘さんが躾の一環で一生懸命教え、他にも「待て」「伏せ」「ごろん」ができるようになったと言う。

やがて時が流れ、アロンくんの面倒を一番見て、かわいがっていた娘さんは遠方へ嫁ぐことになり、飼い主さんたちでアロンくんの面倒を見ていくことに。
これまでは毎日のように「お手」「おかわり」「待て」を続けてきたが、ハイシニアになった影響でアロンくんの体が徐々に衰え、手足の踏ん張りもきかなくなってきたため、「お手」「おかわり」の回数は減っていったそう。

飼い主さんは「あまり体に負担をかけたくないのと、17年間も一生懸命生きてくれたので、躾はもうどうでもよくなり、残りの人生は思いっきり甘やかして、楽しく穏やかに生きてほしいと思っています」と、心境を語ってくれた。
しかしそれでも、目が見えなくなり、耳も聞こえなくなった今でも、飼い主さんが手を差し出すと、アロンくんは、17年前に娘さんに教えてもらった大切な「お手」や「おかわり」を忘れず、約束を守り続けているのだ。

アロンくんのそんな姿に対し、飼い主さんは「お手やおかわりを健気に、一生懸命してくれる姿は愛おしくてたまりません。もし犬語が話せるなら、『もうそんなことしなくてもアロンは十分良い子でお利口だよ』『今までたくさんの癒しをありがとう』と伝えたいです。日々元気に過ごしてくれるだけで幸せで、嬉しいです」と、語ってくれた。




