電車の「車内広告」から購入経験者は1割のみ それでも広告を出す理由とは?
電車に載っていると、さまざまな商品やサービスの広告を目にするだろう。
日々の通勤・通学で、何気なく目に入る電車の車内広告。情報量が多く、つい読み込んでしまうこともあるだろう。しかし、実際に車内広告から購入に至るケースは少ないようだ。
■約1割「車内広告で見た商品を購入」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女634名に調査を実施したところ、「電車の車内広告を見て実際に購入まで至った経験がある」と答えた人は10.7%だった。

車内広告は移動中にふと目に入りやすく、興味を引くキャッチコピーや写真が並ぶため、記憶に残りやすい。そのために知名度アップを狙って、広告を出しているパターンが多いのだろう。
■車内広告で見た化粧品を買う
車内広告を見て化粧品を購入した40代女性は、「通勤中になんとなく広告を眺めていたら、化粧品の広告が目に留まったんです。写真がすごくきれいで、コピーも魅力的でした。家に帰ってから検索したら口コミも良かったので、そのまま購入したんです」と当時を振り返る。
スマホの普及が影響していると考えているようで、「スマホですぐ検索できる時代なので、調べてから買う流れが早いんですよね。それに電車だと時間があるときに無意識にじっくり広告を読んでしまうので、思いがけず購入につながることがあるんだと思います」と続けた。
■買い物は慎重派なので
一方で車内広告から購入に至ることはないという40代男性は、「車内広告はよく見るんですけど、そこから買おうと思ったことは一度もないですね。どちらかというと、眺めるだけの存在です。移動中の暇つぶしにはなりますが、広告を見たからといって商品を購入しようという発想にはなりません」と語る。
慎重な性格のようで、「買い物はしっかり調べてから決めたいタイプなので、電車の広告で紹介されているからといって信頼することはないです。もちろん新しい商品を知るきっかけにはなりますが、その場で『買ってみよう』とはならないですね」とも話していた。
■車内広告を見る暇つぶし
Xでは、「通勤電車の車内広告で、雪印コーヒーの広告があった。今日は数年ぶりにコンビニで購入して行こう」と車内広告が購入に至ったケースもあった。
一方で、「車内広告を見るという暇つぶし」「よく車内広告を見るけど楽しいんですね!」と車内広告をなんとなく見ている人もいた。
車内広告をきっかけに、商品やサービスを利用する人は少数派である。しかし広告を見ることにより、多くの人に知ってもらうきっかけになるのだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女634名




