小2算数で習うリットル、現在は「筆記体NG」と話題に 文科省は「国際単位系に統一した」と説明
小学2年生で習う「リットル」の表記が、いつの間にか変わっていたと話題に。文部科学省は「平成20年度以降、国際単位系に基づく表記に変更した」と説明する。
学校の授業では学習するものの、社会に出てからは全く使用しない単位の代表格がデシリットル。
しかし現在はデシリットル、およびリットルに驚きの変化が生じ、多くのXユーザーが驚きの声を上げているのだ。
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■リットルの表記、いつの間に変わった?
ことの発端は、北里大学教授・野島高彦氏が投稿したポスト。
リットルに「ℓ」を印字(※手書きではない)する学生がまだいるので,小中高のどこかでℓを駆除できていない可能性がある.「ℓは使わない」はもうしばらく言い続けなければならない
— 野島高彦 (@TakahikoNojima) October 28, 2025
その内容は、「リットルに『ℓ(エルの筆記体)』を印字(※手書きではない)する学生がまだいるので、小中高のどこかでℓ(エルの筆記体)を駆除できていない可能性がある。『ℓ(エルの筆記体)は使わない』はもうしばらく言い続けなければならない」というものであった。
本記事を読んでいる読者の多くも、リットルの表記と言えば「エルの筆記体」と認識していたのではないだろうか。
こちらのポストは多くの人々に衝撃を与え、Xユーザーからは「知らなかった…」「私もずっと使ってた」「今の子供たちって、筆記体のエル使わないの?」「これ、いつから駄目になったんだろう」など、驚きの声が多数寄せられていた。

小学生の子供がいるSirabee編集部員に算数の教科書を確認させてもらったところ、確かにリットルはL、デシリットルはdL、ミリリットルはmLと表記されている。

なお、当該の編集部員も我が子の宿題を見ていた際に見慣れぬアルファベット表記を目にし、「習った記憶がない!」と動揺したそうだ。
そこで今回は、リットルの表記が変更となった経緯をめぐり、文部科学省に詳しい話を聞いてみることに。
■文科省は「平成20年度以降に変更した」
文部科学省教科書課の担当者に取材を行った結果、現在の小学校教育で使用されているリットルの表記は、正確に言うと「ローマン体のL」であると分かった。なんと、書体も決まっていたのだ。
学校教育でリットルが登場するのは、小学2年生の算数。エルの筆記体から変更になった経緯について、担当者は「平成20年(2008年)度以降、教科書上では国際単位系を基準にした表記へと改めました」と、説明している。

リットルの表記が変わり、既に17年も経過していることが判明。なお、変更の経緯については「国際単位系に統一するため」とのことで、文科省としても「なぜ筆記体のエルを使用しているんだろう…」と、以前から疑問に感じていたのかもしれない。
ところで、デシリットル(dL)やミリリットル(mL)の表記を見て、「なぜリットルだけ大文字なのか?」と、疑問を覚えた読者も多いのではないだろうか。




