田尾安志氏が気になっていた阪神・藤川監督の“発言” 「監督が言う言葉かな…」
福岡ソフトバンクホークスが勝った今年の日本シリーズ。田尾安志氏は藤川球児監督の采配に…。

元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が10月31日、自身のYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』を更新。日本シリーズで阪神タイガースが福岡ソフトバンクホークスに敗れた要因を分析した。
■ソフトバンクが日本一
動画では田尾氏が日本シリーズ第5戦を振り返る。試合は2点ビハインドのソフトバンクが8回表、柳田悠岐が無失点記録を継続中だった阪神・石井大智からレフトスタンドに叩き込むホームランで、同点に追いつく。
試合は延長に入り、負けられない阪神はエースの村上頌樹をマウンドに送る。しかし、11回表に野村勇がライトに勝ち越しのホームランを放ち、その裏を松本裕樹が抑えてソフトバンクが日本一を手にした。
■勝負を分けたポイントは?
試合の解説後、シリーズ全体を振り返った田尾氏は「両チームともにピッチャーが良いので、大量点は取れない。結局打力の差が勝敗に繋がったのかなという気がする」と解説する。
また「タイガースの若手はいろいろ出ては来てますけれども、本当のレギュラーというところまでの力がまだないんだというもの感じた」と打線の差を指摘した。
■セ・リーグはリーグ優勝で満足?
田尾氏は自身が中日ドラゴンズからトレードで西武ライオンズに入団した際、「日本一になって初めて優勝なんだと言われた」と回想。
続けて「パ・リーグにはセ・リーグに負けたくないという気持ちがある。セ・リーグはリーグ優勝で満足してしまうところがある」と経験を踏まえながら持論を展開した。
■藤川監督の発言に苦言
さらに田尾氏は「藤川球児監督が優勝したときに、『もうこれで、区切りがつきました。これから始まる試合は違った大会』っていうようなコメントをされておりました。あのコメントを聞いたときに、チームの監督が言う言葉かなと思いながら、僕は聞いてた」と明かす。
藤川監督の発言について「そういうことを言わなくてもいいんじゃないかな。ペナントレースとクライマックス、日本シリーズは違うんだよというのは、ファンの人たちが考えてくれるものなので」と苦言を呈す。
続けて「日本一になりたいという気持ちの差。そういうものも、勝ち負けに現れたかもしれない。僕はうがった見方をしてしまいました。これは僕だけかもしれません。『そんなことはないよ』という人のほうが多いと思います」と語っていた。
■ソフトバンクが激闘を制す
藤川監督が就任1年目で史上最速でリーグ優勝を果たした阪神だが、日本一の座は残念ながらホークスに譲る結果に。投手陣は踏ん張ったものの、打線がソフトバンク投手陣を打ち崩せない試合が続いてしまった。
ソフトバンクは昨年DeNA相手に日本シリーズのあとに、2勝したあと4連敗しており、その悔しさを晴らす日本一となった。とくに「甲子園の大声援のなかで勝てない」と一部解説者に評されながら、敵地で3連勝したソフトバンクの戦いぶりは見事なものだった。




