たとえ空いていても… 約8割が電車の「優先席」に対して抱く複雑な気持ち
電車で優先席が空いていたときに、人々はどのような対応をするのだろうか?
電車で空いている優先席を前に、「座っても大丈夫かな」と迷ったことがある人も多いだろう。たとえ体調が悪くても周囲の視線が気になり、利用を控えるケースもあるようだ。
■約8割「優先席に座るのをためらう」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女634名を対象に調査を実施したところ、「優先席に座るのをためらった経験がある」と回答した人は81.2%にのぼった。

多くの人が「健康なのに優先度に座るのは悪いこと」というイメージを抱いており、空いていても座らない人が多数派のようだ。
■周囲の目が気になってしまい
優先席に座るのを躊躇してしまう20代女性は、「通勤中、足が痛くて座りたかったのですが、優先席しか空いていなかったんです。周りの人が立っているのに、若い私が座るのはよくないと思ってしまいました。そうなるとたとえ調子ば悪くても、優先席は使えなくて…」と語る。
座りにくい席だと感じているようで、「それからも周囲の目が気になるので、優先席にはなるべく座らないようにしています。たとえ空いていても、誰かに『若いのに座っている』と思われたくない気持ちがあるんです。そう考えると、なかなか座りにくい席ですね」と続けた。
■必要な人が来れば譲ればいい
空いていれば優先度に座る30代男性は、「優先席でも、空いている状態であれば座ります。疲れているときに、無理に立っているのもつらいので…。必要な人が来たらすぐ譲ればいいだけの話ですし、そもそもそれは優先座席に限ったことではないと思うので」と考えを述べた。
さらには、「優先席は『譲り合いのための席』であって、『遠慮し合うための席』ではないと思います。混雑している状態では優先席には座らないようにしていますが、席に余裕があるときにはどこに座ってもいいと考えているんです」とも話していた。
■目の前が空いたとしても
Xでは、「私もヘルプマーク付けてない時は、優先席座らないようにしてる…。見た目ではわからない障害だし、高齢者ではないから座りにくい」と必要である人でも躊躇してしまう場合もあるようだ。
なかには、「優先席目の前空いてるけど、座らない俺偉い」となにがあっても座らないでいる人もいた。
たとて空いていても、座るのをためらってしまう優先席。譲り合いの気持ちは大切だが、必要なときにきちんと使える雰囲気づくりも求められるのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女634名




