ベイブレード世界大会シンガポール代表が語る 新ベイ『クロックミラージュ』の可能性が興味深すぎた

ベイブレード世界選手権シンガポール代表は『クロックミラージュ』をどう見る? 日本の実力者のコメントも紹介。

2025/10/16 14:45

おまんじゅうキング選手
photo:キモカメコ佐藤/Sirabee編集部

11日、12日の2日間、世界中で大人気の対戦型ホビー『BEYBLADE X(ベイブレードエックス)』の世界チャンピオンを決める『BEYBLADE X WORLD CHAMPIONSHIP 2025』が東京タワーで開催された。

全年齢が参加できるオープンクラスでは日本代表のおまんじゅうキング選手が3位にランクインし、日本国内でも多くのファンが喜びのコメントをSNSに投稿していた。


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■新ベイ『クロックミラージュ』に注目集まる

そんな中、大会期間中に発売した新しいベイブレード『クロックミラージュ』も同タイミングで話題に。“スタミナ最強”と言われていたベイブレード『ウィザードロッド』を超えるスタミナということが公式YouTubeで紹介されていたため注目を浴びていたのだが、ネット上では賛否両論の声があがっている。

なぜならばスタミナがあると同時に非常にバースト(分解)しやすく、バーストフィニッシュという負け方をしてしまう場合も多いため、かなりピーキーな性能になっているからだ。

実際にベイブレードファンで大会参加経験もある記者から見ても、なかなか難しいベイだと感じていたのだが、BEYBLADE X WORLD CHAMPIONSHIP 2025シンガポール代表のXavier(ザビエル)選手は、11日の時点でこれを予想。クロックミラージュの可能性について、以下のように語っていた。

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■シンガポール代表はクロックミラージュをどう見る?

Xavier選手いわく、シンガポールでは『3 Stamina』と言われるシルバーウルフやウィザードロッドがメインのスタミナタイプブレードを3つ使用したデッキが主流。それにクロックミラージュも加わるのかと思いきや、Xavier選手の予想は異なっていた。

Xavier選手の予想は、スタミナタイプがさらに主流になるのではなく「アタックタイプの躍進」。クロックミラージュと同日発売された、オーバーフィニッシュやエクストリームフィニッシュをしやすいインフィニティスタジアムが出たことも併せて「クロックミラージュ狩り」が可能な構成のデッキが増えるのではないかというのだ。

つまり、「スタミナタイプ最強のクロックミラージュ出現により、それに適応したアタックタイプ使用率がクロックミラージュ使用率以上に高くなる」という結論をXavier選手は出した。


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■日本の実力者も同様の意見

ベイブレードファンでもあり、何回か大会でも入賞した筆者がクロックミラージュ販売後に訪れた大会でも、実際にクロックミラージュの使用率よりも現アタック最強と言われているシャークスケイルをはじめ、エアロペガサスやフェニックスウイングなどのアタックタイプのブレードを使っているブレーダーが多いような印象を受けた。

また、日本の元祖ベイブレードXティア表作成者として知られ、多くのブレーダーが参考にしているジークさん(@XVMax_Siegbey)も同様の意見をXに投稿。実力者の意見は近いものになっているようだ。

それ以外にも、クロックミラージュについてブレーダーにとってわかりやすくためになる内容を記者に教えてくれたので、その内容についてもご紹介しよう。


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■ジークさんのコメント

クロックミラージュについては、現在進行形で検証しています。 現時点での自分の見解ですが、 全ブレーダを平均化すれば上記ポストのようなデータ・結果になるかと思います。

ただ、過去殿堂入り前にウィザードロッドを使って勝ち上がっている”スタミナタイプを扱うのが得意なブレーダー”などが使った場合は、シャークスケイルに対して逆に”完封可能”かと思っています。(近日中に自分のnoteにまとめる予定です!) 現状で1ベイで使われる可能性がありそうな改造ですが、

4-55W/9-65UN →歳差運動(常に面で受ける状態)で受けきる ※対アタック全般、シルバーウルフ、ドラグーンエレベートまでは安定して戦えます。

4-55B/4-55LO/9-65B/9-65FB →ウィザードロッドと同じ運用で、序盤は外側を逆走→終盤はスタミナ維持  ※対クロックミラージュにも強めです。

4-55L→序盤に動き回りアタックを回避→終盤は中心に陣取り平面で受け切る ※動き回るので自壊リスクはありますが、相手からの被弾リスクは低めです。 L自体が難しいビットなので、使用者は限られると思いますが、出てきたら厄介な相手かもしれません。

辺りは候補に挙がってくるかなと感じています。


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■今後も要注目の存在

Xavier選手、ジークさんともにクロックミラージュが環境トップにならないと予想しており、ジークさんの検証を含めて考えると

「スタミナタイプ相手に優位性を持たせつつ、どこまで苦手なアタックタイプに対して戦えるようなバランスにするのか」

が、クロックミラージュの運用でもっとも大事な考え方なのかもしれない。なお、ジークさんの検証は後日noteでも公開予定とのことなので、気になるブレーダー諸君はチェックしておこう。

トップにならなくても環境に大きな影響を与えそうな新ベイ『クロックミラージュ』、今後も要注目の存在ということは間違いなさそうだ。


■熊田熊男

ニュースサイト『Sirabee(しらべぇ)』編集長。

グルメ・旅行・家電・家具など、多岐に渡るジャンルの記事を執筆。回転寿司やコンビニ、食べ放題マニアとしてテレビ出演経験もあり、調理師免許保持。

趣味のベイブレードではシンガポールG3大会で入賞経験あり。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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