『桃太郎』の聖地・岡山、鬼の金棒のリサイクルに称賛相次ぐ 岡山市に事情を聞いた

桃太郎の本場・岡山では、車止めのポールに「鬼の金棒」が使用されていると話題に。岡山市は「桃太郎大通りに設置されたもの」と、説明する。

2025/10/03 04:45

■「道路の名前」で二度驚く

ポスト投稿主・tera(西)さんがこちらの光景に遭遇したのは、その名も「桃太郎大通り」と西川緑道公園に通じる道の交差点でのこと。

発見時の感想について、tera(西)さんは「かねてより鬼や妖怪に関心を抱いていたこともあり、桃太郎に縁深い土地らしいデザインの遊び心を面白く感じたのと共に、『金棒の持ち主の鬼はどこへ行ったんだろう?』と思いました」と、振り返っている。

金棒ポールの詳細について岡山市の広報広聴課に尋ねたところ、「政令指定都市移行(2009年)より前に当時の岡山県が設置したものであり、詳細については不明です」との回答が得られた。

「設置場所が『桃太郎大通り』であり、桃太郎や犬・猿・キジのブロンズ像等も設置されていることから、『桃太郎』の物語をイメージして、一体的に整備されたものと思われます」とも分析している。

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■岡山市は「話題となって大変嬉しい」と笑顔

取材に際し、今回の「桃太郎大通り」の他にも、「岡山桃太郎空港」や、毎年夏・秋に開催される「おかやま桃太郎まつり」など、岡山には「桃太郎」の名を冠した施設やイベントが多数あると判明。

「おかやま桃太郎まつり」のメインイベント「うらじゃ」は前出の「温羅」伝説をもとに、鬼のメイク姿の踊り子たちが踊りを披露するもので、今回で30回目を迎えたという。

金棒ポールが大きな話題となった件について、岡山市は「岡山市民には当たり前となっていた風景が、SNS上で大きな話題となっていることに驚くと共に、大変嬉しく思います。 これをきっかけに岡山市や桃太郎伝説に興味を持って頂き、ぜひ現地を訪れて頂ければと思います」と、笑顔のコメントを寄せてくれた。

岡山を訪れる際は、ぜひ街中に隠れた「桃太郎」要素を探してみてほしい。

【話題となった道路の光景ポスト】

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。昔話や伝説のルーツに関する取材記事が得意。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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