『桃太郎』の聖地・岡山、鬼の金棒のリサイクルに称賛相次ぐ 岡山市に事情を聞いた
桃太郎の本場・岡山では、車止めのポールに「鬼の金棒」が使用されていると話題に。岡山市は「桃太郎大通りに設置されたもの」と、説明する。
通常、路上にて凶器が発見されたら大事件である。
しかしなぜかX上では、岡山県岡山市内の路上で発見された凶器に対して「素晴らしい」と、称賛の声が上がっているのだ。
■歩道で発見された凶器、その正体は…
ことの発端は、『日本怪異妖怪事典 中国』などの著書を持ち、ブログ『【妖怪図鑑】新版TYZ』にてイラスト付きの妖怪紹介記事の投稿を行っているtera(西)さんが投稿したポスト。
投稿には「岡山では退治した鬼から取り上げた金棒を車止めのポールに転用している」と、意味深な1文が綴られている。
パワーワードが連続しており、思わず「いったい何を言っているんだ…」と首を傾げてしまったが、添えられた写真を見て即座に納得。
岡山では退治した鬼から取り上げた金棒を車止めのポールに転用している pic.twitter.com/aKD8d07GG1
— tera(西)™ (@DoyonoJun) July 5, 2025
そこには、歩道沿いに設置された複数の「鬼の金棒」がチェーンで繋がっており、車止めポールの役割を果たしていたのだった。
■「発想が面白すぎる」と話題
日本人なら誰もが知っている昔話『桃太郎』。
その物語のルーツがある岡山には、鬼を退治した吉備津彦命を祀る「吉備津神社」や、温羅(うら)と呼ばれた鬼が住んでいたとされる「鬼城山(きのじょうざん)」(鬼ノ城)など、桃太郎伝説にまつわる遺跡や神社などが数多く残っている。
鬼退治の必需品とも言える「きびだんご」は、現在でも岡山名物として名を馳せており、言わば岡山は「桃太郎の聖地」なのだ。

そんな岡山で発見された、粋なデザインの車止めポールは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「発想が面白すぎる」「兵器の平和的な使い方」「これはナイス二次利用」「車止めの殺意が高すぎる」など、驚きと称賛の声が多数寄せられていた。
また、中には「いったい何匹の鬼を退治したんだよ…」「鬼が攻めこんできたら、岡山市民で怪力の人はこれ引き抜いて防戦するんだな」といった意見も見られ、「岡山県民=戦闘民族」説が提唱されている。
そこで今回は、道路を管理する岡山市に、金棒ポールの詳細について、話を聞いてみることに。




