年下男性との深夜カラオケ 彼が“延長”を続ける理由を受け止めきれず…そしてマッチングアプリは終了?

マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

小出真保

ものまね芸人こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。

私のマッチングアプリの最終回を飾るひと回り以上年下の彼。デートは盛り上がり、終電が近くなったときに「カラオケ行きませんか?」という展開に。大盛り上がりでしたが、彼の心のスキマを埋めることはできず…?

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■ひと回り以上年下とのカラオケ

終電間際に「今からカラオケ」なんて、いつもなら警戒します。でも、今回は最後だから特別。それにこの彼なら楽しそうだなと思ったのも本心でした。

実際、カラオケは非常に楽しい時間になりました。ひと回りほどの年下とのカラオケは、あえてジェネレーションギャップを感じたい。令和の曲歌えるよと言いつつ昭和の曲を歌えば笑いながら「これは知らないなぁ」とかわいい反応、Vaundyの『怪獣の花唄』を入れたフリして、合唱曲の『怪獣のバラード』を歌うという私のボケにもちゃんとツッコんでくる。そして、自分の選曲は私がまったく知らない若い世代の曲を歌ってくる。

この子、スキル高い。私の周りに、ひと回り以上年下の彼氏や旦那さんがいる友達が数名いますがきっとこういう気持ちなのだろうか。反応が素直でかわいいし、単純にジェネレーションギャップが面白くて癒やされる。…と思っていたのですが、このあと。時間が深まれば深まるほど彼の闇が放出。受け止めきれなくなるのです…。

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■ 1人になるの怖い

深夜の2時になろうとしていました。さすがにもう眠いけど、彼はまだ元気に楽しく歌っている。「そろそろ、次の曲で…」というと彼は「えー、あとちょっとだけ! 30分!」と延長してくる。体力の限界に挑むことにしましたが、それはすぐにやってきました。

3時になると頭も回らなくなってくる。「よし、帰ろう!」とハッキリと伝えると、彼は渋々承諾しました。やはりここで年齢差の違いが出てきますが、楽しかったので私は満足していました。

外に出て今日の御礼を伝えると「え、まだ…」と彼。すでに冷静になっていた私は「眠いし帰りますね」と穏やかに伝えると、彼はこう続けました。「ダーツバー行きませんか?」。続けて「違うんです、僕、そういうことじゃなくて」おそらく“カジュアル目的”じゃないですよっていうことを伝えたいのであろう。それは伝わってくる。

「この3時くらいの時間が1番寂しくて…1人になれなくて」。私は困ってしまって「そうなんだ」としか返答できません。「1人になるの怖い」。これは…本当のやつだ。彼から寂しさが湧き水のように溢れている。ご両親が他界しているお話を聞いたし、若いのにすごく苦労しているのも伝わってきます。ただ、私には受け止めきれない。それは正直に伝えないと。

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■まだ見てる

「私、もう辞めるんですよね、マッチングアプリ。でも今日楽しかったのでありがとうございます」。罪悪感を抱えながら伝えました。すると「わかってましたよ、今後も絶対会ってくれないやつじゃん」と賢い彼は見抜いている。

「えー…寂しい」。寂しいを連発するのをやめてくれ…悲しくなってくる。どっちにしろ今日はもう遅いし、明日仕事だからと言うと彼はやっと諦めたようでした。明日仕事だからというワードをなぜすぐ出さなかったのか。バイバイと手を振って解散しました。

ホッとした私はしばらく歩きました。楽しかったけれど、初回デートから進展するというわけではない。会ってみないと結局わからないマッチングアプリでの出会いは、こういう展開もある。けれど、私は今日は失敗とは思いませんでした。

どうか彼が癒やされて幸せになる日々が来ますようにと、祈りたくなる気持ちで後ろを振り返ると、えっ…。彼はまだ見ていました。言葉通り、手も振らないしただ真顔で立って見ているだけ。5回くらい振り返りました。まだ見てる。もう1回振り返ってもまだ見てたら吹き出してしまいそう、この辺でやめておきました。

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■他人は鏡?

私は大失恋後、立ち直ったつもりでも、どこかでまだ癒やされていない自分がいました。だから今日、彼とマッチングしたのかもしれません。マッチングアプリを使っているとよく思います、他人は鏡で自分の状態によって引き寄せる人も変わると。スピリチュアルっぽいけど、本当にそう思う時があります。

マッチングアプリでの結婚率は2024年には3人に1人というデータが出ていて、いまだ上昇傾向にあります。ですがこの時は、結婚とか恋愛とか考えることが少しストレスに感じていましたし、とりあえず離れたいという気持ちになっていました。あとシンプルにマッチングアプリに飽きていました。

ということで、マッチングアプリでの出会いは辞めましたが、幸せな結婚をすることを諦めたわけではない、まだまだ婚活体験は続きます。だって出会おうと思えばたくさんあるからです、出会い方はさまざまで豊富なこの平和な世の中。例えば…スナックとか! 続く!


こいでまほ

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。

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(文/Sirabee 編集部・こいで まほ

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