公開中の映画『スーパーマン』で冒頭から号泣… 傷だらけの“スーパーマン”に胸が締めつけられる
異星人だけど、誰よりも地球人ぽい『スーパーマン』が全国公開中。

作品冒頭から号泣したアメコミマニアがここにいます。
DCコミックのスーパーヒーロー、『スーパーマン』の活躍を描くジェームズ・ガン監督作品が、全国公開中。
そもそも予告編だけでも泣いていたのですが、その理由は、傷だらけのスーパーマンが映っているから。「痛そう」という単純な憐れみと、「そこまでして戦わなきゃいけないのか?」という宿命の重さにまつわる疑問が入り混じって、なんとも複雑な感情をおぼえたのでした。
アメコミマニアが、感動で震えた本作の魅力を全力で語ります。
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■1938年以来のスーパーヒーロー

「デイリー・プラネット」で働く新聞記者、クラーク・ケント。実はその正体は、遠い星からやって来た地球を守るヒーロー『スーパーマン』だったのですーー。
そんなイメージでおなじみのスーパーマンが世に姿を見せたのは、1938年。アメリカの出版社DCコミックス発行のコミックの中に登場し、以来、幾度となく実写化もされてきた人気のキャラクターです。
■「正義の味方」のいるところ
現在公開中の『スーパーマン』では、デイビッド・コレンスウェット演じるスーパーマンが、地球に来てすでに3年たっているところからスタート。人々に愛される正義の味方だったはずのスーパーマンでしたが、彼の行動は、「正義」と見せかけた「不正」なのでは? といった疑惑が広まり、批判を浴びるようになっていました。
さらに、地球人ではないスーパーマンを、「人」ではないと考える天才科学者レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)は、スーパーマンを執拗なまでに攻撃するのですが…?
■暴力の陰にある優しさを探して

ガン監督は、スーパーマンを「究極の善人」と称し、本作を通じて「“優しさ”とは何か、“善人であるということ”とは」を伝えたいと語っています。
ヒーローでありながら、救ってきたはずの世界に背を向けられ、傷つけられるスーパーマン。それでも「人々を救う」という彼自身の「正義」を貫くのです。それが「優しさ」であり、「善人」の姿であり、そこに私たちは「真の正義」を知るのでしょう。
さらにジョン・マーフィーが手がけた音楽にも注目。1978年の『スーパーマン』で登場するジョン・ウィリアムズ作曲の「スーパーマン・マーチ」を、大胆にアレンジしており、不器用ながらもまっすぐに進む新たなヒーロー像を生み出しています。
流血が混じる暴力的な「戦い」の中に潜む「究極の優しさ」を、スーパーマンの中に見つけられたら、それが私たちの希望なのかもしれません。
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『スーパーマン』
全国公開中
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(文/Sirabee 編集部・尾藤 もあ)




