医師が教える、熱中症対策で“やってはいけないこと” 「腎臓に負担があるので…」
猛暑の中で巷ではさまざまな熱中症対策がとられていますが、中にはあまり効果がないものも…。

1日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)では、例年の同じ時期と比べて、熱中症で救急搬送される患者が増えていることが報じられました。
そこで専門家の医師が効果的な熱中症対策について説明し、猛暑日の対策として「あまり効果的ではないもの」についても解説しました。
■効果的ではない対策
ゲストとして登場した医師は、「患者さん自体も増えていますし、ピークが早いなぁというふうに思います」とコメント。
番組側は、日傘、ハンディーファン、冷却ジェルシート、ペットボトル、塩タブレット、解熱剤を持っている女性のイラストを表示。
司会の武田真一アナウンサーは、「この中で、猛暑日の熱中症対策としてあまり効果的ではないものも含まれています。皆さん分かりますか?」と問いかけました。
■35度以上でハンディーファンは…
司会の山里亮太さんは「解熱剤は違うんじゃないかと思いますけど…」と予想。しかし効果的ではないと発表されたのは、解熱剤と冷却ジェルシート。
医師いわく、「日傘とペットボトルはすごくいいです。一方ハンディーファンは汗を飛ばすのはいいのですが、注意しなくてはいけないです。35度以上、そして湿度が40%以上の場所で使うと、逆に熱風を当てちゃって良くないと海外では言われているんですね」と注意を促しています。
■塩タブレットも使い方に注意
塩タブレットについても、「単独でとってもあまり意味がないんです。水分と一緒に摂っていただかないと。1個に対してコップ1杯くらいの水分をとれば効果的です。小腸で吸収されますので」と解説。
続けて冷却ジェルシートは、「表面の温度を下げるには非常にいい効果があって、清涼感という意味ではいいのですが、体温を下げる効果はないんですよ」と述べ、氷や氷嚢で太い血管を冷やすほうが効果的だと説明しています。
■解熱剤は「腎臓に負担がある」
解熱剤に関しては、「熱中症で体温が上がることがあるので、急いで熱を下げなくちゃと間違って思ってしまうことがあるんですね。でも風邪で発熱したときと機序が違うので、まったく効かないです」とキッパリ。
さらに「しかも副作用が出やすいです。とくに腎臓に負担があるので、熱中症のときに解熱剤を安易に使わないで、医師の判断を仰いだほうがいいです」とアドバイスしています。
また、一気に水を飲むと体が「満たされた」と勘違いしてしまうため、こまめに飲むことも大切だそうです。
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(文/Sirabee 編集部・星子)




