無印良品で目撃した謎の男性、夫の勘違いに妻が大爆笑 「涼風とおる」の正体が話題に…
無印良品で発見された、実在しない架空の人物「涼風とおる」氏がネット上で大きな話題に。良品計画は「意図していない」と説明する。
無印良品の店舗を訪れた夫婦の微笑ましい勘違い。なんとこの小さな勘違いが、現在ネット上で一大ムーブメントにまで発展しているのだ。
■無印良品で妻が爆笑、一体なぜ…
ことの発端は、Xユーザー・せんさんが投稿した1件のポスト。
「夫が『この涼風(すずかぜ)とおるさんって有名?』とか聞いてきてバカほど笑ったwww 涼風とおるのwww Tシャツwww」と盛大に草を生やした投稿には、無印良品の店頭にて撮影された商品POPの写真が添えられている。
『涼感UVカット ワイド半袖Tシャツ』という商品名の横には、Tシャツを着用し、海をバックに笑顔を浮かべた男性モデルの写真が。

そしてその横に「あったね。涼風とおるTシャツ」というキャッチコピーが書かれていたのだ。
■「絶妙にいそうな名前」とバカうけ

恐らく「涼風(が)通るTシャツ」という意図で作成されたフレーズと思われる。
しかし、助詞の「が」が省略され、「通る」が平仮名で表記されているため、せんさんの夫は「涼風とおる」という人名と勘違いしてしまったのだ。
夫が「この涼風(すずかぜ)とおるさんって有名?」とか聞いてきてバカほど笑ったwwwwww涼風とおるのwwwTシャツwwwwww pic.twitter.com/eAXww9AEtd
— せん☺︎ (@uni220126) June 22, 2025
この「どこかで見たようで見たことない」絶妙なラインを突いた名前の勘違いは瞬く間に話題となり、当該ポストは投稿から数日足らずで2万件近いリポスを叩き出している。
Xユーザーからは「絶妙にいそうな名前」「『あったね』から始まるのが良い味出してる」「えっ、これ人の名前じゃないの?」「宝塚出身っぽい俳優の芸名」といった具合に、驚きと共感の声が多数寄せられていた。
なお、25日午前時点でGoogleの検索バーに「涼風」と入力すると、真っ先に「とおる」がサジェストされるほどの事態となっている。そしてこの「涼風とおる旋風」は次のステップへと進んでいくことに…。
■それにしても涼風、ノリノリである
24日、なんと当該POPのモデルである作家・山中タイキ氏が、Xアカウントより「私が『涼風とおる』です」と告白。SNSで稀に見られる「本人降臨」の展開を見せたのだった。
私が「涼風とおる」です🤣 https://t.co/jxF8Oxm8Vu
— 山中タイキ | taiki yamanaka (@taiki_yamanaka) June 24, 2025
なお、ポスト投稿主・せんさんに投稿の経緯を尋ねたところ、「直前にユニクロ店内でイチローさんや役所広司さんがデザインしたTシャツが発売中、というポスターを見ていました。こちらに引っ張られて、『とおる』を人名と誤認してしまったのかなと思います(笑)」との回答が得られている。
夫は真剣に「涼風さん」について尋ねていたそうで、せんさんは「今思えば、敬称をつけて呼んでいたのも面白かったです。私は一瞬キョトンとなり、気付いたらお腹が痛くなるくらい大笑いしていました。夫もジワジワ恥ずかしそうにしていました(笑)」「決して、山中さんをイジるような意図はございません」とも語っていた。
また、多くのXユーザーが指摘していたように、モデルの山中氏が「涼風とおる」という架空の名前に負けないほど爽やかな雰囲気の持ち主である点も、夫が勘違いした要因であると推測している。
念のため、無印良品を運営する良品計画に「涼風とおる」の真相を尋ねたところ、広報からは「当社としましては、今回Xで話題となっているような内容を意図してコピーを作成しておりません」との回答が得られた(※注:コピー=広告文)。
初夏に吹く爽やかな一陣の風のように、人々の心を颯爽と通り抜けていった涼風とおる。涼風が吹くたび、その名前を思い出してほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




