ルパン三世は2人いた? 30年ぶり2Dアニメ劇場版の前日譚が明かされる

『ルパン三世』シリーズ最新作『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』が6月20日より公開。

『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』
(原作︓モンキー・パンチ ©TMS)

フランスの作家モーリス・ルブランが生んだ小説の主人公、アルセーヌ・ルパン。変装を得意とする泥棒で、1905年から1920年ごろまで“活躍”したとされています。

その孫にして、祖父と同じ泥棒である『ルパン三世』は、モンキー・パンチさんが発表した漫画を原作に、1971年からテレビアニメがスタート。華麗な手口で“獲物”を盗み、唯一の弱点が女性というキャラクターは、多くのファンを魅了してきました。

このルパン三世の活躍を描く最新作『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』が、6月20日より公開。世紀の大泥棒の洗練された罠にかかってみましょう。


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■銭形警部が極寒の地へ

『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』
(原作︓モンキー・パンチ ©TMS)

タイトルに登場する『銭形』とは、ルパンの宿敵ともいえる「銭形幸一」のこと。「銭形警部」としてファンにはおなじみですが、ルパンとその仲間たちを逮捕すべく、どこまでも追いかけていく警察官です。

物語は、この銭形警部が極寒のロビエト連邦に飛行機で向かうところからスタート。ですが空港で爆破テロが起こってしまいます。容疑者として浮上したのは、なんとルパン三世で…?

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■「犯罪」の線引きは

『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』
(原作︓モンキー・パンチ ©TMS)

まず本作を観て驚いたのは、現代の世相を反映していること。作中に出てくる国の名前などは明らかに仮名ですが、インターネットの登場で、国や個人同士の“距離”が近くなった昨今、非常にデリケートな国際問題にも忠実に切り込んでいます。

政府間の駆け引き、巧妙に張りめぐらされた仕掛け。ルパンが生業とする「盗む」という行為は確かに「犯罪」ではあるのですが、たとえば、人間をより多く殺した方が勝利となる戦争は「犯罪」にはなりえるのだろうか? なるのなら、それは誰が判断を下すのか? と思わず考えさせられてしまうほど。


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■「盗む」行為は成功するか

『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』
(原作︓モンキー・パンチ ©TMS)

これほど重厚なテーマを盛り込めるのは、アニメだからこそともいえるでしょう。一般的に、アニメは子供向けとされがちですが、2014年以降『LUPIN THE IIIRD』を手がけてきた小池健監督らしく、威厳ある大人向けの作品として仕上がっています。

本作は、6月27日公開の劇場版『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』に繋がっていきますが、こちらは『ルパン三世』シリーズの2Dアニメ劇場版としては30年ぶりとなるそう。はたしてルパンは、狙った“獲物”を手中に収めることはできるのでしょうか?


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『LUPIN THE IIIRD 銭形と2人のルパン』
6月20日(金)Prime Video他各種配信サービスにて配信開始
公式サイトはこちら

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(文/Sirabee 編集部・尾藤 もあ

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