デートした彼は“デート中にやらないでほしい”言動のオンパレード さらに「キメハラ」される始末
マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。
私は「激務くん」に憧れていました。夢や目標のために毎日ハードワークな会社員のことです。パソコンに向かって朝からオンライン会議したり、大きな野望をもって起業をしている人。
今回、マッチングアプリでマッチした男性まさに、そういうタイプではあったのですが…。
★これまでのエピソードはコチラ!
■理想の男性は、激務くん
マッチングアプリでストレス発散のために女性遊びだけはするというタイプじゃなくて仕事が充実している忙しい青年。これが理想の人と思っていました。
元カレ・えびおくんがそうでした。ずーっと仕事をしていて、家に行ってもゆっくり会話できるのは平日だと22時過ぎ。そこからご飯食べて、お風呂入ったら、翌朝に備えて就寝。なので、平日は会うことがほぼなくなり、土日は会ってもグッタリ。
私は料理だけして一緒に食べるというデートだけが続いたとき、これ、家政婦じゃない? と大喧嘩したこともありました。人によりますが、激務くんは基本的に恋愛する体力がありません。なのに、なんでマッチングアプリにいるんだろう。余裕ができたら恋愛してほしい…。
この日は、マッチングアプリDでマッチングした少し年下の男性。15分ほど遅れてきました。あくまで私のデータですが、激務くんは15分は遅刻します。げっそりとした姿で登場したときに、すぐに悟りました。「あ、この人は激務くん、レッドブル人間だぞ」と。
最初は楽しそうに話している彼でしたが、気づくと、目が…遠くを見ている。心から疲れているんだと思う。案の定、仕事はブラックに近いくらい忙しいと言っていました。激務くんに恋をしてしまうと、前回のようになる。結婚に焦っていた私は、激務くんと付き合うとすべてが噛み合わなくなったトラウマがある。ここで回避するのが賢明かもしれません。
■より人間に近いナメクジ
疲れているなか、よく来てくれたなとありがたい気持ちはあります。仕事が忙しいのは、今がんばり時だからかもしれませんし、年下を選ぶならこうなるのは覚悟かもしれません。「お仕事、大変なんですね、目標などありますか?」と激務くんの情熱を聞きたい私。すると「目標とかは別に。仕事なんてしたくないって思うし」。
え。それってただの激務。私の好きな激務くんの種類は、野望があるから今は忙しい、乗り越えなきゃいけないんだ! みたいなストイックな人。
彼はなんとか笑顔で話していましたが、会話はしりすぼみ、どんどんグッタリしていきました。そして彼は急に、ため息をつきはじめました。マッチングデートでため息をつかれるなんて、はじめてだったので衝撃でした。
おそらく無意識なんだと思います。ただ、デート中なんですけど? もう少しがんばってくれてもよくないか? 顔色もめちゃくちゃ悪いし…と、怒りも出てきた私は、この彼を「より人間に近いナメクジ」と名付けていました。
■キメハラ
「より人間に近いナメクジ」とのデートは、時間が経つのが遅い。会話を続けるため「彼の好きなこと」について聞き出してみよう、それで会話はもつはず。アニメが好きだということがわかり、いろんなアニメを言ってみたものの面白いほど被らない。
やっと1つだけ共通したのは『鬼滅の刃』でした。鬼滅の刃が出た瞬間、やっと彼は、”より人間に近いナメクジ”から、“少しナメクジよりの人間”になっていました。嬉しそうに「鬼滅見たんですか?」とはしゃぎだしました。
ただ、私は全部は観ておらず「あ、すみません、途中まで」と正直に言うと、彼は「あぁ…」と、あからさまにガッカリして沈黙。そして「え、途中までってなんで?」とぶっきらぼうに問いただされました。そこまで熱入らなかったし、他にも見たいものあるし…とは言えない空気。
さらに「見た方がいいですよ、鬼滅。てか、鬼滅以外は見なくていいかも、鬼滅途中とか、ありえない」との言葉まで…。これ、キメハラ? でた! キメハラだ! とりあえず、激務の彼は『鬼滅の刃』が癒しの時間なんだということはわかった瞬間でした。
■激務くんはおすすめしない
後半になると、彼はスマホを頻繁に見ていました。マッチングアプリだけじゃなくても、デート中に彼氏がやらないでほしいベスト3に入るのでは? という行為。今までは、スマホを見られることはほぼなく、私のデートは楽しいと自負していましたが、今日はため息&スマホセットでお手上げ。デートは終了しました。
「結婚を早くしたい女性」と「仕事でいっぱいいっぱいの若い男性」の組み合わせは、あまりよくない。向き合う余裕がないしライフステージが合わないから。それでもうまくいくかもしれないし、変わっていく場合もあります。決めるのは自分。
激務くんに憧れることから卒業し、しっかりと向き合える相手を探していきたいところですが…そんななか、久しぶりに自分から、いいね! を送信したイケメンとマッチング? ですが、また顔で選んで失敗か? ある発言にドン引き…続く!
◆こいでまほ
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
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(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)




