広末涼子容疑者の報道、元刑事が「一番違和感」覚えたのは… 「逮捕事案じゃない」強調も
広末涼子容疑者が逮捕された件について、元警視庁捜査一課刑事の佐藤誠氏が解説。報道をみて違和感があったことについて指摘している。
■広報担当の「個人の裁量」
なぜ、わざわざ詳細な情報をマスコミに出したかについては、「警察のアピールもあるし、注目度…。逆にみんなが注目してるから知る権利もあるだろうと」とも語る。
また、「これは(情報を出しているのは)所轄(地域の警察署)ですよね。所轄っていうのは、広報担当は副署長さんなんですよ。副署長さんがどれぐらいしゃべるか、っていうのは個人の裁量なんですよね。どこまで言っていいよ、とか、デカい事件では本部から指導が入ると思うんですけど、その暇がないときに言っちゃったとかいうんだったら、よくペラペラしゃべる人だったら(情報を)しゃべる」とも。
さらに「捜査(担当)出身で、『これはちょっと捜査上まずいな』って思ってる副署長さんだったら、『これはちょっとしゃべれないな』と思ったらしゃべらない。個人によるんですよ」と明かす。
■「逮捕事案じゃない」
「だからダダ漏れしてるっていうのは、警察全体の意思ではなくて、あくまでも広報担当、副署長の…。もうベラベラ言う人もいるし、まったくしゃべらない人もいるし。ただ有名人だから(マスコミが)ワーッと来るから、言おうかな、とか…。警視庁だったらあり得ないと思うんですけど、(所轄署が)あんまり大きい事件がないところだと思うんですよね。だから慣れてない、っていう部分もあると思う」と推測。
丸山氏が、「被害者がいるから言いづらいですけど、これって普通だったら大した事件じゃないじゃないですか」と問うと、佐藤氏は「大した事件じゃないっていうよりは、逮捕事案じゃないです。はっきり言いますけど」ときっぱり。
■所轄だけでは対応できず?
「私も何度もこういう事件やっていますんで。被害者の方がいるから、あまり『こんなもん』とは言えないんですが。実務上の話ですけど、これは2人をまず落ち着かせて…私がやるとしたら(被害者の)意思を聞いて、『加害者の方も反省してますけど、どうですか?』と。それで和解させる」と解説。「もし私が扱ってたら、有名人だから本部に聞かないといけないかもしれないんですけど、やっぱり逮捕事案ではないな、と」と強調する。
ただ、著名人が関係したケースでは、本部が捜査に関わることもあり、「彼女も、所轄だけでは対応しきれなかったのかもしれない」とも述べていた。




