軽い気持ちで銀行口座を売った若者、予想外のペナルティに絶望 「そんなに重いのか」と驚きの声も…
新生活の時期、銀行口座を売ってしまった若者の話が話題。発覚した際のペナルティの重さに「知らなかった」と驚きの声が上がっている。
■売却された口座の「使い道」は…
まず、銀行口座を「売却してはいけない」という、そもそもの理由を考えてみよう。
こちらについて金融庁の担当者は、法令の観点から「犯罪収益移転防止法違反に該当し得ると考えます。また、他人に譲り渡す目的で口座を開設した場合、詐欺罪に問われる可能性があります」と、説明している。
そして問題なのは、売却した口座が「どのように悪用されるのか」という点。
金融庁の担当者からは「売却した口座は犯罪者の手に渡り、詐欺などの被害金の受取口座として使われたり、そうした被害金が犯罪者の手に渡るまでの中継口座として使われると言われています」との回答が得られたのだ。
つまり、口座を売却した時点で法に抵触するばかりでなく、その口座を悪用した犯罪の片棒を担いでしまうワケである。
■「口座開設ができなくなる」
前出の通り、銀行口座の売却はれっきとした犯罪行為である。
こちらの事実に加え、金融庁の担当者は「売却した口座が犯罪に使われていると判明した場合や、そのような疑いがある場合、警察からの依頼や金融機関によるモニタリングから、口座の凍結等が行われます」「また、警察から金融機関に対して情報提供がなされることにより、他の金融機関での口座開設ができなくなる場合や、既存口座の利用が制限される場合があります」と、説明していた。
つまり、X上で話題となっていた内容が「概ね事実である」と、判明したのだ。
出会いの季節である4月には、様々な場所で新たな出会いが待ち受けているもの。しかしくれぐれも、闇バイトをはじめとする「楽に儲けられる」都合の良い話には、万全の注意を払ってほしい。
「知らなかった」「そんなつもりは無かった」などの言い訳は通用せず、人生を棒に振る可能性があるのだ。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




