広告で見かける“審査無料の声優オーディション” 「かなりグレー」な実態が明らかに…

声優になるためには「基盤が大事」と言われ、提示された金額は…。

実況マイク
(Jay Pierstorff/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

ツッコミ動画や検証動画を投稿しているYouTuberのえぼらさんが先月27日、自身のYouTubeチャンネルを更新。

YouTube広告などでよく見かけるある“募集”に応募し、その実態が判明しました。

【動画】声優になるためには「基盤が大事」と言われ、提示された金額は…


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■“無料”を全面に出し、募集

「広告でよく見る声優オーディションに潜入したら闇が深すぎたので全て暴露します…」とのタイトルで動画を公開した今回。YouTubeやSNSなどで見かける「応募条件は『声を褒められた経験』」と声優オーディションの広告を「めちゃめちゃ怪しくない?」と思っていたというえぼらさん。

その理由として、異常に見かけること、使っているイラストがすべてAIイラストであること、応募サイトの目立つ場所に会社名や代表者の載っていないことだと話します。

またサイトには「無料の朗読審査に応募する」と“無料”を打ち出しているものの、小さな文字で「プロジェクト参加」には費用がかかると記載されており、「重要事項に関する表示」のページまで進むと販売価格が「最大90万2,000円」との記載が…。

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■毎月6,000人の応募?

高額請求するために「おそらくこのオーディションって誰でも受かるんですよ」と話すえぼらさんは、過去に歌った動画をアップし「滑舌が悪すぎる」と話題になったYouTuberのそらぼんさんとともにオーディションを受けて実態を探ることに。

オーディションは2次審査まであるそうですが、電話で問い合わせたときには「毎月6,000人の応募があり、1次審査を突破できるのは15%」と聞いていたそう。1次審査は指定された台本を録音した朗読をオンラインで送るものですが…結果、2人とも合格。

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■声優になるための「基盤」の金額

そして2次審査は対面審査。その場には他2名の応募者がいたといい集団面談のような状態に。その後「2次審査に合格したら、あるプロジェクトに参加していただきます」と言われたそう。

声優になるための基盤が大事だと言われ、オリジナルキャラクターの制作、宣材写真の撮影、ボイスサンプルの収録、ボイストレーニングなど、合計90万円かかると説明されたといい「正直、自分で全部頼んでも90万円かからない」と、“高額商材”だったことを伝えました。

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■“オーディション商法”に注意喚起

また、運営側が扱っている登録者4万人ほどの漫画チャンネルなどに出演させると言われたことを明かし、「あくまで声優らしいことができるだけ」「この商法、かなりグレー」と“オーディション商法”だと説明し、「『私でもなれるんじゃないかな』っていう気持ちにつけ込んだビジネスなんでみなさん気をつけてください」と注意喚起。

広告でよく流れてくるものや、募集年齢が広すぎる募集は注意が必要だといい「もし声優になりたいなら、ちゃんとした養成所に通ったほうがいいからね」と訴えました。

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■「声優オーディションに潜入したら闇が深すぎた」