一見普通のセルフレジ、表示された4文字にギョッとした… スーパーで買える「軍事施設」に驚きの声
セルフレジに表示された謎の4文字「元寇防塁」に驚きの声が続出。その正体をめぐり、福岡に本店を構える「博多長崎屋」に話を聞いた。
■「命名の経緯」が微笑ましすぎる

1968年(昭和43年)創業の博多長崎屋は、福岡県福岡市に本店を構える和菓子店。
今回話題となった商品『元寇防塁』の詳細について、担当者は「厳選した餅粉、粗糖、ローストした香ばしいくるみを使ったくるみ餅です。周りにまぶしている落雁粉、和三盆の風味がよりおいしさを引き立てております」と、説明している。

…そう、じつは『元寇防塁』は、歴史的に有名な防塁と同じ名称を冠した「和菓子」だったのだ。
その歴史について、博多長崎屋の担当者は「販売当時の名称は『くるみ餅』とし、竿物(さおもの)で販売しておりましたが、お客様から『食べにくい』とご意見を頂き、現在のような切り分けた状態で販売するようになりました」と、振り返る。

そして「その切り分けた状態が石垣のように見え、近くにある史跡の名前を付けたら地元の皆様に喜んで頂けるのではないか…と思い、『元寇防塁』と名付けました」と、命名の経緯を語ってくれたのだ。
■それにしてもこの店主、ノリノリである
なお今回、X上で同商品が大きな話題となっている件については、博多長崎屋も認知していた模様。
担当者は「まさかこのような形で皆様に知って頂くとは、思いもしなかったです。大変嬉しく思っております」と笑顔を見せる。

続けて、「このことを切っ掛けに多くの方に、地元で長年愛されている銘菓『元寇防塁』のことを知って頂き、このお菓子とともに元寇防塁の歴史に思いを馳せてもらえればと思っております」とも語ってくれたのだ。
話題の『元寇防塁』は福岡を中心に九州の様々な場所で販売されており、オンラインショップからも購入可能。気になる人はぜひ、一度その味を試してみてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




