ちくわとちくわぶ、約3割が「同じ食べ物」と誤解していた 紀文食品の明かす「ちくわぶの秘密」に驚き…
約3割もの人が、ちくわ と ちくわぶを「同じ食べ物」と勘違いした経験があると判明。紀文食品に話を聞くと、ちくわぶの意外な事実が判明した。
■形状も名前も似ているが…

Sirabee編集部では以前、全国の10~60代の男女684名を対象としたアンケート調査にて「ちくわ」と「ちくわぶ」に関する質問を設けたことが。
その結果、全体の26.9%が「2つを同じ食べ物と思っていた時期がある」と回答していたのだ。

性年代別の回答傾向を見ると、若年層ほどこちらの回答が多く、特に男性に顕著。10〜20代男性に至っては、54.2%が「同じ食べ物と思っていた時期がある」と回答していた。

そこで今回は、これら食材の共通点と違いについて、紀文食品に詳しい話を聞いてみることに…。
■原料も食感も完全に別物

各食材の特徴について、紀文の担当者は「ちくわ はスケトウタラなどの魚のすり身を主原料とし、棒状のものに巻いて焼き上げて作られる魚肉練り製品です。一方、ちくわぶは小麦粉を主原料としており、魚は入っていません。小麦加工品のひとつです」と、説明している。
続けて「つまり、見た目が似ているだけで全くの別物なんです。主原料が違うので、もちろん食感も全く違います」と、その違いを強調していた。

形状と名前が似ているとはいえ、食感が全く異なる2つの食材。その違いは、ひと口食べるだけで明らかである。それだけに、一定数の人々が「誤解していた」という事実に、疑問を感じた読者も少なくないだろう。
こちらの背景について、紀文の担当者は「ちくわぶは、主に関東で食べられているおでん種です。そのため他の地域では『食べたことがなければ、実物を見たこともない』という方も時々いらっしゃるので、同じ食べ物だと勘違いされる方もいるのかもしれません」と、推測している。
■「主に食べられているエリア」で驚き
確かに、今回の回答結果を「エリア別」に見ると、「九州・沖縄」では4割超の人が「勘違いしていた」と判明しており、南の方ではまだ ちくわぶの認知度は低いのかもしれない。

しかし一方で、北海道・東北・中部・近畿・中国・四国など他のエリアでは、本家関東に迫る認知度を記録(むしろ北関東には勝っている)している点に注目したい。
紀文の担当者も「思っていたより、勘違いされていた方は少ないという印象です。ご当地のおでん種でありながらも、認知度が広がっているのを感じました!」と、笑顔のコメントを寄せてくれた。
2月の寒さが身に染みる今日この頃。ぜひ、熱々のおでんで ちくわ とちくわぶを食べ比べてみてはいかがだろう。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee編集部・秋山 はじめ 取材協力/紀文食品)
対象:全国10代~60代男女684名 (有効回答数)




