約7割が「やりたくない」ことをする理由 周囲の人からの目が、気になり…

やりたくないことを引き受け過ぎてしまうと、ストレスがたまりそうだが…。

2024/11/21 07:00

デスクワーク

多くの人が、職場や社会生活で自分の評価を気にしているだろう。そして評価を得るために、やりたくないことを引き受けるケースも少なくないようだ。


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■約7割「やりたくないのに評価が…」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女652名を対象に「他人からの評価」に関する意識調査を実施したところ、全体で69.6%の人が「本当はやりたくないことを評価を得るためにやった経験がある」と回答した。

本当はやりたくないことを評価を得るためにやった経験があるグラフ

周囲からの評価を気にするあまり、やりたくないことでも引き受けざるを得ない場面もあるのだろう。

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■老若男女が評価のために

性年代別では、10〜20代の男性が一番高い割合になっている。若いときは、断れないことも多いのかもしれない。

本当はやりたくないことを評価を得るためにやった経験がある性年代別グラフ

しかし若い男性だけではなく、すべての年代で7割前後と多いのも特徴としえるだろう。幅広い層の人々が、評価のためにやりたくもないことをしているようだ。

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■やりたくない社内イベントの企画

上司からの評価を気にしている30代女性は、「上司からの依頼で、毎年やりたくない社内イベントの企画を担当しています。正直、あまり気が進まないのですが、上司から評価されたい一心で引き受けているんです。ただ一生懸命に努力しているものの、あまり評価にはつながっていない気もしていて…」と複雑な気持ちを語る。

やる意味がわからなくなってきているようで、「イベントの準備には時間も労力かかるので、精神的にも疲れてしまいます。そんな気持ちになるならやらないほうがいいのかもしれませんが、今になっては断ることもできなくなっている状態です」と続けた。

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■断ることも大切

Xでも、「絶対やりたくないけど、評価のためにもがんばる」や「会社のイベントのまとめ役任命されたので、やりたくないけど評価のために頑張ろう…」と評価を得るため頑張る人も。

一方できちんと断るタイプの人からは、「『断る』って選択肢が無いと、人生はハードモードになると思う」や「やりたくないことは、やらない主義なので」との投稿も見受けられた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
2024年10月2日~2024年10月7日 
調査対象:全国10代~60代の男女652名 

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