約7割が「やりたくない」ことをする理由 周囲の人からの目が、気になり…
やりたくないことを引き受け過ぎてしまうと、ストレスがたまりそうだが…。
多くの人が、職場や社会生活で自分の評価を気にしているだろう。そして評価を得るために、やりたくないことを引き受けるケースも少なくないようだ。
■約7割「やりたくないのに評価が…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女652名を対象に「他人からの評価」に関する意識調査を実施したところ、全体で69.6%の人が「本当はやりたくないことを評価を得るためにやった経験がある」と回答した。
周囲からの評価を気にするあまり、やりたくないことでも引き受けざるを得ない場面もあるのだろう。
■老若男女が評価のために
性年代別では、10〜20代の男性が一番高い割合になっている。若いときは、断れないことも多いのかもしれない。
しかし若い男性だけではなく、すべての年代で7割前後と多いのも特徴としえるだろう。幅広い層の人々が、評価のためにやりたくもないことをしているようだ。
■やりたくない社内イベントの企画
上司からの評価を気にしている30代女性は、「上司からの依頼で、毎年やりたくない社内イベントの企画を担当しています。正直、あまり気が進まないのですが、上司から評価されたい一心で引き受けているんです。ただ一生懸命に努力しているものの、あまり評価にはつながっていない気もしていて…」と複雑な気持ちを語る。
やる意味がわからなくなってきているようで、「イベントの準備には時間も労力かかるので、精神的にも疲れてしまいます。そんな気持ちになるならやらないほうがいいのかもしれませんが、今になっては断ることもできなくなっている状態です」と続けた。
■断ることも大切
Xでも、「絶対やりたくないけど、評価のためにもがんばる」や「会社のイベントのまとめ役任命されたので、やりたくないけど評価のために頑張ろう…」と評価を得るため頑張る人も。
一方できちんと断るタイプの人からは、「『断る』って選択肢が無いと、人生はハードモードになると思う」や「やりたくないことは、やらない主義なので」との投稿も見受けられた。
・合わせて読みたい→自己評価の高さが裏目に… 約2割が思う「自分の性格の特徴」に批判的な声も
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女652名