掃除で発見した数十年前の図書券、その有効期限に衝撃走る 「知らなかった…」とネット民驚愕
家の掃除の最中に発見した、数十年前の図書券が話題に。試しに書店で使用したところ、驚きの結果が待ち受けていた。
大掃除をすると、思いもよらなかった物を発見するのはよくある話。「賞味期限」や「有効期限」を超過した、年代物と再会を果たすケースも珍しくない。
以前X上では、掃除の際に発見された「懐かしすぎる図書券」が話題になっていたのをご存知だろうか。
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■この金券、懐かしすぎる…!
注目を集めていたのは、作家・Hkさんが投稿した1件のポスト。
「この いにしえの金券、もう紙クズかな…と恐る恐る『まだ使えますか…?』と出したら『まだイケますよ!』って使えた」と、意味深な1文が綴られた投稿には、令和の現代では滅多に見かけなくなった「図書券」の写真が添えられていたのだ。
こちらの図書券には、紫式部といった平安時代の女流作家を連想させる、非常に趣のあるイラストが描かれている。
■「20年ぶりに見た」と驚きの声
図書券の役割は「図書カード」へとバトンタッチされたが、30代半ばの記者にとっては同イラストの図書券こそ、最も思い出深い存在である。
やはり、同様の思いを抱くXユーザーが多かったようで、件のポストが投稿からわずか数日で8,000件近くものリポストを記録。
「懐かしい、今見ても趣がある絵ですよね」「私もこの世代でした!」「祖母からもらって、嬉しかった思い出」「20年ぶりくらいに見た…!」「懐かしすぎる、もうお目にかかれないと思ってた」「まだ使えるの知らなかった」など、驚きの声が多数寄せられていた。
ポスト投稿主・Hkさんに発見時の様子を尋ねたところ、こちらは家の掃除中に発見したもので、子供時代にもらった図書券だという。
ちょうど我が子に漫画を買ってあげようと考えていたHkさん。書店にて、恐る恐る「使えますかね…」と尋ねたところ、店員は「おっ!」「まだイケますよ」と、ノリノリで会計をしてくれたそう。
当時の心境について、Hkさんは「若い店員さんでしたが、やはり書店員さんは図書券についてしっかりご存知なのだなと思いました」と、振り返っている。
そこで今回は、懐かしの図書券の詳細と、その有効期限について、発行元の「日本図書普及」に詳しい話を聞いてみることに。取材の結果、驚きの事実が多数明らかになったのだ…。