『おむすび』ハギャレンのポーズ、“隠された意味”が泣ける… 「つらい」「思い出だったとは」
29日のNHK朝ドラ『おむすび』で歩(仲里依紗)が開けた、真紀(大島美優)との思い出の箱に入っていた写真。そこに隠された“ハギャレン”とのつながりとは…。
■真紀が地震の被害に
地震発生の翌日、避難所の宝井小学校で河津小学校のほうへ向かう姿が目撃されたはずの真紀の父親・渡辺孝雄(緒形直人)と遭遇した歩たち。
孝雄は河津小学校ではなく中央病院へ行っていたそうで、歩が「真紀ちゃんはどこ?」と尋ねると倒れたタンスの下敷きになって亡くなったと涙ながらに話した。
■思い出が詰まった箱には…
その後、食べ物も口にせずぼんやりした歩に父・聖人(北村有起哉)が渡したのは、倒壊した自宅から持ち帰った缶箱。場面が切り替わり2004年、つぶれているその箱を歩が開くと中には真紀からもらったものを含む安室奈美恵のCDや、真紀と一緒に撮った写真などが入っていた。
写真には右手で人差し指と親指を立てて左手でピースサインをする姿があり、副音声で「そのポーズは、後のハギャレンのポーズと同じ」という解説が…。
■「つらい」「悲しみをずっと…」
これまでの放送で歩の部屋にある写真が何度も映ってきたが、そこには同じポーズをとる歩と仲間たちの姿があった。そして、それは結(橋本環奈)もハギャレンのメンバーとの写真撮影で構えたポーズでもある。
これに視聴者は「あのハギャレンポーズは真紀との思い出だったとは」「つらい」「歩は親友の真紀ちゃんを亡くした悲しみをずっと背負っていたんだね」と涙。
「思い出の詰まった箱。蓋を開ければ、真紀ちゃんとの写真やCD。泣けるよね。ここでしか会えないんだもん」「明日の打ち上げでルーリーたちが真紀ちゃんのポーズで並んでたら、その屈託のない笑顔にまた泣いちゃうだろうな」「『真紀ちゃんのあるはずだったその後』を9年生きたとしたら、『ずっと偽物』だったと自分を回顧できるまでになって糸島へ帰ってきた。歩も自分を生きて」との声が上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)