駅で発見したLUUP、危険すぎる設置場所にゾッとした 管理者が明かす「設置の理由」で二度驚く…
JR西日本・鶴橋駅に設置されたLUUPのポート位置が「酷すぎる」と話題に。大阪市消防局は「消防法違反である」と指摘する。
安全面などの理由から、疑問の声が相次いでいる電動キックボード。中には、シェアリングサービスを行う「LUUP」の存在を疑問視する人物も少なくない。
そんな中X上では、大阪市内で発見されたLUUPの大胆なポート設置が「酷すぎる」と物議を醸しているのをご存知だろうか。
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■設置場所が大胆すぎる…
注目を集めているのは、Xユーザー・とある教員さんが投稿した1件のポスト。
「鶴橋で撮影したのですが、目の前に消火ホースがあるのにこれは如何なものかと思いますよ」と、綴られた投稿にはLUUPのポートが写った写真が添えられており、複数の電動キックボードが確認できる。
これだけであれば、街中で日常的に目にする光景だが…問題は、ポートの設置位置。
なんと、電動キックボードの前にはあろうことか「屋外消火栓」が設置されているばかりか、周囲には「駐車禁止」「駐輪禁止」という注意書きが大量に確認できたのだ。
■「消防法」と「駐車禁止」を破っている?
二重の意味で「大胆すぎる」光景は瞬く間に話題となり、件のポストは投稿からわずか数日で5,000件近くものリポストを記録。
Xユーザーからは「これ普通に消防法違反ですよね」「『駐車禁止』が読めないのか…」「こういういい加減なところが、本当に嫌です」「消防法もだけど、なぜ駐車禁止の場所に設置するんだ」など、疑問と怒りの声が多数寄せられている。
ポスト投稿主に詳しい話を聞いたところ、件の写真は19日午後、大阪市生野区にあるJR西日本「鶴橋駅」の出口付近で撮影したものと判明。
発見時の心境について、ポスト投稿主は「消火栓があるにも関わらず、乗り物を目の前に駐車するのは『消防法違反になるのではないか』と思いました」「また、JR西日本の管轄の土地でもあるので、『JR西日本はLUUPに許可を出したのか?』と、疑問に感じました」と、振り返っている。
そこで今回はこれら2点の疑問を解消すべく、大阪市消防局、並びに西日本旅客鉄道(JR西日本)に取材を実施することに。その結果、意外な事実が明らかになったのだ…。