真逆のことをする人が一方で… 約5割が考える「作業に集中する方法」とは
作業に集中したいときには、なにに気をつけたらいいのだろうか。
作業をこなすときには、こまめに休憩を入れたほうがいいと言う人も多い。しかし作業を一気に終わらせたいと考えている人もいることが、今回の調査で判明した。
■約半数「作業は休憩を取らずに…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女625名を対象に実施した調査では、全体で57.9%が「作業は休憩を取らずに一気に終わらせたい」と回答した。
半数以上の人が作業に集中して、途中で休憩を挟まずに終わらせたいと感じているようだ。
■集中力が持つ間に
作業は続けてやりたいと考えている30代男性は、「私は一度作業を始めると、休憩なしで一気に終わらせたいタイプなんです。途中で止まると、集中力が切れてしまう気がします。とくにデスクワークなどの仕事をしているときは、気が散ることなく最後までやりたいんですよね」と考えを述べた。
自分にはこまめな休憩を挟むのが向いていないと感じているようで、「よく効率よく作業をするには、定期的な休憩が大切だといわれます。ただ自分の場合は、それを取り入れたほうがはかどらない気がするんです。もちろんすべての作業が終わった後には、少しゆっくりとして気持ちを入れ替えるようにはしていますが…」と続けた。
■家事は一気に済ませたい
家事を一気にやり遂げるタイプの40代女性は、「家事をするときには、できるだけ一気に終わらせたいんです。例えば掃除や洗濯など、休憩を取ってしまうと、また取りかかるのが面倒になってしまうので…。そのため体力が続く限り、やり切りたいんです」と語る。
ただ体力の消耗は感じているようで、「そうやって集中して続けるほうが性に合っていると思いますが、体力的に疲れるのはたしかです。そのためにすべてが終わった後に、ゆっくりと休んでいます」とも話していた。
■作業は休憩を挟んだほうが…
一方で、休憩を挟みながら作業を進めたい40代男性は、「私の場合、長時間作業をするとどうしても疲れがたまってしまうので、定期的に休憩を取るようにしています。とくにパソコンを使った作業をしていると、腰の負担や目の疲れが避けられないので…。こまめに休憩を取って、ストレッチなどをしていますね」と思いを語る。
さらに続けて、「無理せずに作業を進めるほうが、結果的に効率的だと思っています」とも述べていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女625名