ひろゆき氏、“優しい言葉”と“甘い言葉”の違いを説明 「境目がわからなくなってる人が多い」

本来の“優しさ”とは…「良薬は口に苦し」とひろゆきさん。

西村博之(ひろゆき)

2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(以下、ひろゆき)さんが18日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を実施。

“甘い言葉”と“優しい言葉”の違いを語り、「あえて混合させてる人が多い」と意見を述べました。

【動画】本来の“優しさ”とは…「良薬は口に苦し」とひろゆきさん

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■新卒で就職するも数ヶ月で退職

この日、MCを務めた16日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)を振り返ったひろゆきさん。番組では「新卒ですぐ退職はダメか?」をテーマにトークを展開。

経験者としてスタジオには、早稲田大学卒業後に新卒で大手IT企業に就職し2ヶ月で退職、その後ベンチャー企業に就職するも2週間で退職し、現在はコンカフェで働く23歳の女性も出演しました。

ひろゆきさんは、今後大手企業などは選ばないと覚悟があれば問題ないとしながらも「給料のいい会社だったり、人気のある会社は履歴書の時点でマイナスにしかならない」とコメント。

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■番組で伝えたかったこと

ひろゆきさんは生配信で「有名な大手企業を辞めたとなると、『企業ではなく働いていたあなたのほうがよくないのでは?』と人は考える。実態とか真実の話ではなく、他人がどう判断するという話」と、大手企業から中小企業に転職した場合、再度大手に再就職するのは難しい現実を改めて説明。

また「今、自分が辞めたほうがいいのか、辞めても大丈夫なのか…と思っている22歳の人たちにとって、『辞めないほうが絶対いいぞ』と伝えるのが正しいと思った」と、番組内での自身のスタンス・発言についての真意を述べました。

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■実際は難しいのに「大丈夫だよ」は優しい言葉?

また、番組では「すぐ辞められてしまうような会社が問題なのでは?」「大学卒業して1年も経ってないから、来年また就活しても全然イケると思う」との言葉のほか、辛辣な言葉を繰り広げるひろゆきさんに「もうちょっと希望を持たせてくださいよ」などの声も上がる一幕も。

ひろゆきさんは、これらの言葉を振り返り「そういう言葉を喋る人って、優しいと思われたいその人のために喋ってる」「『大丈夫だよ』って甘い言葉なんすよね。現実はそうじゃないから」「“甘い言葉”と“優しい言葉”の境目がわからなくなってる人が多い。あえて混合させてる人が多い」と持論を展開しました。

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■良薬は口に苦し

本来の“優しい言葉”について、ひろゆきさんは「“良薬は口に苦し”。表面上はキツイ言葉に聞こえるけど、その人にとっては得である。苦い言葉のほうが本来その人にとっていいってことなんじゃないかなと思う」と語ります。

※良薬は口に苦し=「真心から諌めた言葉は、快く聞き入れ難いものだが、有益である」 という意味。

ひろゆきさんの話にチャット欄には「否定の言葉を聞きたくない人もいるそうですから」との意見が寄せられると、「そういう人に“甘い言葉を言って喜ばせる”というのは、その人の人生にとって本質的に良いことなのかというと、そうではないよね~という話なんですけど…なかなか伝わらないっすよね」と返しました。

自分に心地良い言葉だけを言ってくる人ではなく、厳しい言葉に耳を傾けられるかどうか…で、人生は変わっていくのかもしれません。

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