ゆっくり休む人がいる一方で… 約3割の人が「週末」に感じる不安の正体とは
週末をどのように過ごすかは、その人の性格で決まることなのかもしれない。
忙しい日々を過ごす中で、週末はどのように過ごすか悩むところだろう。しっかりと休んで疲れを取る人もいる一方で、予定がないと退屈に感じてしまう性格の人もいるようだ。
■約3割「週末に予定がないと退屈」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女625名を対象に実施した調査では、全体で26.7%が「週末に何も予定がないと少し退屈に感じる」と回答した。
何もしない時間を「無駄な時間」と感じるよりも、「有意義な休息」ととらえる人のほうが多いのかもしれない。
■あえて予定を入れて…
週末に予定がないと虚しさを感じるという30代男性は、「仕事が忙しくて普段は予定を立てる余裕がないんですが、いざ週末に何も予定がないとなんだか寂しい気分になります。結局、動画などをだらだら観て過ごしてしまい、日曜の夜には『また何もできなかった』と自己嫌悪に陥ってしまうんです」と気持ちを述べた。
無理にでも予定を作るようにしているようで、「そのために最近はあえて予定を入れるようにして、人と会ったりジムに行ったりしてリズムを整えるようにしています」と続けた。
■休みは疲れを取る日
休みこそ休息の機会だと考えている20代男性は、「平日は仕事が忙しくて、どうしても睡眠時間が削られてしまうんです。そのために何も予定のない週末は、ひたすら寝る日にしています。朝はアラームをかけずに自然に目が覚めるまで寝て、お昼を食べた後もまた昼寝をするのが最高の贅沢です」と語る。
たとえ寝ていても満足感はあるようで、「人と会う約束を入れないからこそ自分のペースで過ごせるし、誰にも気を使わない時間が心地よくて…。たまに『休日を無駄にしている』なんて言われることもありますが、僕にとってはこの時間が何よりの充電時間なんです」とも話していた。
■何もしない贅沢
Xでも、「週末、何も予定がないのは退屈」や「予定のない週末ってみんな何をしているんだろ？」など、予定のない週末に対して不満を盛らずユーザーもいた。
一方では、「何もしないって贅沢ですよね」や「家で酒を飲みながら引きこもって、なにもしない週末が終わろうとしている」など、何もしない週末を過ごしている人の投稿もあった。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
調査対象：全国10代～60代の男女625名
