岡田彰布監督“退任の経緯”と阪神球団の処遇に掛布雅之氏が苦言 「本当に納得がいかない」

2年で退任することになった岡田彰布監督。かつての戦友である掛布雅之氏は、阪神タイガース球団の「発表の経緯」や扱いを疑問視した。

■岡田監督の実績を称賛

昨年チームを日本一に導き、岡田監督の功績に「これだけの功労者だよ。選手で日本一、監督でも日本一だよ。過去にいないんですよ。歴代の監督のなかで、1番勝ち星を挙げた監督なわけでしょ」と掛布氏は熱弁する。

続けて「阪神ファンの方たちも、岡田監督がユニフォームを脱ぐことは納得してないのでは。それを球団がどう受け止めて、どういうメッセージを出していくのか気になる」とコメントした。

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■「一緒に戦ってきた仲間ですから…」

掛布氏はCSや日本シリーズで「岡田監督をきれいな形で、納得した形でユニフォームを脱いでもらう。次の監督が違和感を持ってユニフォームを着てほしくない」と語る。

そして「戦ってきた仲間ですから。あえて岡田と言わせてもらうけども、85年も一緒に戦ってきた岡田が監督になり、こういう形で脱ぐ。さみしいんだよね」と語る。

さらに鳥谷敬氏が阪神で挨拶せず、ロッテに移籍したうえで引退したことに触れ、「そういう嫌な阪神を思い出させるようなユニフォームを脱がせ方だけは、絶対にさせないでくれ」とコメントした。


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■阪神球団社長が退任を認める

6日、阪神の粟井一夫球団社長が岡田監督の退任と来季のフロント入りを発表。クライマックスシリーズが最後のユニフォーム姿となる。

シーズンが続いているということもあるが、掛布氏が疑問視する「退任の経緯」は不明。シーズン終了後、なんらかの説明があるものと見られる。

岡田監督からの「退任表明」ではなく、報道が先行する形での発表だっただけに、動画コメント欄では掛布氏の苦言に共感する声も上がっている。

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■岡田監督の「退任の経緯」を掛布氏が苦言