「何回死のうかと思ったか」 “漫才休止”発表した芸人の人生にとろサーモン久保田「ヘビーやなぁ…」と絶句
「オレたちの出囃子はまたいつか鳴るよ」との言葉には、「かっこよすぎるんかい」と感銘を受けた久保田さん。
1日放送の『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日系・ABEMA)で、お笑いコンビ・東京ダイナマイトのハチミツ二郎さんが“漫才休止”までの出来事を告白。
お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶさんは、知らなかった数々の物語に言葉を失う一幕も。
■コロナ重症化で8日間眠っていた
コロナ重症化をきっかけに体調が悪化。入退院を繰り返し1年間で7カ月もの間入院していた二郎さんは、今年3月に開催された『THE SECOND』で“漫才休止”を自身のXで報告。発表後、メディアに出るのは初だという今回、コロナ感染後からの人生を文章で綴りました。
2020年の年末、コロナに感染し8日間眠っていたという二郎さん。目が覚めると人工透析がされており、医師からは妻から了承を得たと言われたそう。退院後は週4回1回4時間の透析生活に。
■妻の不倫・離婚
想像以上につらかった透析生活から離脱するには、腎臓移植しか方法がありません。妻から言われた「私がやる。私の腎臓、二郎にあげるよ」との言葉に「一生、妻と娘にすべてを捧げる」と誓った二郎さん。
しかしその数カ月後、不倫をしていた妻は子供を置き家を出て、2021年11月に離婚。コロナの後遺症・透析のダメージと闘いながら家事や仕事をこなし、当時8歳の娘をひとりで育てる生活がはじまりました。
そして母親が名乗り出てくれたおかげで腎臓移植手術を受けるも、感染症に侵され、生死を彷徨い入退院を繰り返したといいます。
■井口「なんでこんなに試練を与えるんだろう」
それでも漫才を続けていた二郎さんですが、感染症の数値があがり長期入院。そんななか『THE SECOND』ファイナル32組のトーナメントは勝ち進んでいましたが、マネージャーと相方・松田大輔さんに「SECOND終わったら、漫才やめていいか?」と伝え、2人は黙って頷いたことを振り返りました。
久保田さんは、二郎さんが最後に綴った「オレたちの出囃子はまたいつか鳴るよ」との言葉に「かっこよすぎるんかい、最後」と感銘を受けながらも、二郎さんの知られざる人生に「ヘビーやなぁ…」と言葉を失います。
続けて「ひとことで言うなら、ツイてなさすぎるな。それを試されてるのか…」と話すと、同じくMCのウエストランドの井口浩之さんも「なんでこんなに試練を与えるんだろう、って思っちゃいますよね」と頷きました。
■まず、生きる。
高校卒業後から、劇場などで漫才をやっていた生活だったため、VTRのインタビューでは「急になくなって好きなことやろうと思ってもやりたいことがない。1日にやらなきゃいけない自分の動きが抜けてる感じ」「何回死のうかと思ったか。漫才もできない。生きてる意味ねぇじゃねぇか」と話した二郎さん。
今、寝ているときでも漫才がやりたくて仕方なく、目を覚ますこともあると明かし「子供がいる限りは自分で死を選ぶことなんかない」「まず、生きる。そして諦めない」と伝えました。
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(文/Sirabee 編集部・冬野 とまと)