大谷翔平の“54ホームラン・59盗塁”を掛布雅之氏が絶賛 「イチロー選手よりも走ってる…」
打率3割1分、54ホームラン、59盗塁でレギュラーシーズンを終えた大谷翔平を掛布雅之氏が大絶賛。打てる理由も解説した。
■大谷選手の今季成績を絶賛
大谷選手がレギュラーシーズンの全日程を終え、打率3割1分、54ホームラン、59盗塁、130打点と驚異的な数字を残したことに掛布氏は「凄いなと思ったのは59個の盗塁。イチロー選手より走ってるんだよ。これは凄いことだと思わない?」と絶賛する。
さらに「50本打って50盗塁する。ルールが変わったとしても、これはもう別世界にいるのは間違いない」と大谷選手の成績を絶賛した。
■スイングの違いを指摘
掛布氏はその後、メジャーリーグの投手がフォーシーム(直球)を投げるようになったことを挙げ、それに対応するため大谷選手のバッティングが「アッパースイングからレベルスイングになった」と指摘する。
そのうえで「今年は高めのボールもホームランにしているでしょ。高めのボールに対応するレベルスイングというものができたことによって、打率3割という数字もクリアしたと思う」と解説した。
■ドジャースの環境も要因?
さらに「もう1つ大谷選手が感謝しなければいけないのは、 ドジャースというチームには、2番3番にMVPを取った選手がいるってことだよね」と持論を展開。
続けて「それがエンゼルスとは大きな違いだと思う。相手の投手がある程度 ストライクゾーンで大谷選手を攻めなければいけないという状況を、2番3番のMVPを取った2人の選手が、そういう野球をさせるリズムを作ってくれた。 ドジャースの後ろを打つ選手に感謝してると思います。彼らの存在なくして 『50、50』はなかったと思いますよ 」とドジャースへの移籍も大記録達成の要因と分析した。
■イチロー氏を超える59盗塁
大谷選手は今季レギュラーシーズンの全日程を終え、2年連続のホームラン王と初となる打点王のタイトルを獲得。盗塁数は59で、イチロー氏が2001年に達成した56盗塁を上回った。
イチロー氏は10年連続200安打、1シーズン262安打などのMLB記録を持っている。両者ともに日本球界が世界に誇るプロ野球選手である。
■掛布氏が大谷選手の成績を絶賛
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)