読売ジャイアンツ優勝は「本当に嬉しい」 阿部慎之助監督の手腕を高橋尚成氏が絶賛
読売ジャイアンツ4年ぶりのリーグ優勝に高橋尚成氏が喜びのコメント。阿部慎之助監督の采配を絶賛。
元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』で、リーグ優勝を達成した巨人・阿部慎之助監督を称賛した。
■巨人優勝に高橋氏が喜び
阪神タイガース・広島東洋カープとの争いを制し、4年ぶりの優勝を達成した巨人に高橋氏は「正直、本当に嬉しいですね。4年ぶりの優勝、これは阿部監督1年目でつかみ取ったもの」と喜びをあらわに。
さらに「阿部監督もインタビューで言ってましたけど、チームが同じ方向を向いて、海を同じ方向に漕いでるような、そんな感じに見えました。本当にプレッシャーが大きいなか、こうやって優勝できたというのは、2024年のジャイアンツの強さかなと思いますね」とコメントした。
■阿部監督に「凄さを感じた」
阿部監督が優勝インタビューで涙を見せていたことをスタッフから指摘されると「そうですね。阿部監督の涙は久しぶりに見たなって感じがしますね。 それぐらい嬉しかったんでしょうし。かっこいいね」と高橋氏は語る。
続けて「本当に改めて、すごさというのを感じました。 野球のおもしろさを感じさせてもらった」と話した。
■原前監督への想いも
高橋氏は優勝インタビューで、阿部監督が原辰徳前監督に「指導者に導いてくれて感謝している」と涙を見せたことについて、感想を問われると「だから83番をつけているんじゃないですかね。つけるときに語られたかもしれませんけど」と指摘。
さらに「原前監督の存在というのは、すごく大きいでしょうし。やっぱりあれだけの監督ですから、プレッシャーもかなりあったと思いますし、原監督の存在を追いかけながら、やっていたんじゃないかなと思いますね」と語っていた。
■広島が首位に立っていたが…
セ・リーグの優勝争いは8月終了時点で広島東洋カープが首位、2位巨人、3位阪神という順位に。広島が残り試合数が多く、巨人との直接対決がすべて本拠地で行われることから、かなり有利であると思われていた。
ところが広島が9月に入り、連戦連敗。巨人が3連戦に3連勝したことで優位に立ち、争いは巨人と阪神に絞られた。
阪神も9月前半は好調で、一時は首位巨人まで1ゲーム差に迫る。しかし首位巨人が確実に勝利を重ね、4年ぶりの優勝を勝ち取った。