橋下徹氏、惨敗した河野太郎大臣の敗因に「嫌な雰囲気をまとっていた」 ブロック連発への苦言も
自民党総裁選で、石破茂氏が新総裁に選出された。一方、前回から大きく票を減らした河野太郎氏に、橋下徹氏がアドバイスを贈る。
石破茂新総裁に決まった27日の自民党総裁選について、元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏が、同日更新のXで持論を展開。惨敗した河野太郎デジタル担当大臣の敗因を分析した。
■前回から大きく票を減らす
総裁選には過去最高の9人が立候補し、1回目の投票では誰も過半数を獲得せず、決選投票の結果、石破茂元幹事長が新総裁に選出。河野大臣はこの1回目で国会議員票22、党員票8の計30と、9候補中8位の惨敗に終わった。
河野大臣は2021年の前回総裁選に出馬した際、1回目の投票で255票と、当時選出された岸田文雄首相の256票に1票差の2位を獲得。わずか3年で大きく支持を減らしたことになる。
■敗因は「嫌な雰囲気」
この結果を受けた橋下氏は、河野大臣の失速を伝える記事を引用し、河野大臣が国民にも厳しい改革を進めてきたと指摘。
しかし、「改革を実行したから支持が離れただけではない」とも分析し、「なんとなく嫌な雰囲気をまとっていた」と敗因を挙げた。
橋下氏はこの「嫌な雰囲気」について、続く投稿でさらに「『首相になってもSNSをブロックする』このようなスタンスは多くの人に嫌な雰囲気を与える」と詳しく解説した。