笠井信輔、池江璃花子の“宣言”に涙した過去「めげそうな私を支えてくれた」 白血病の完全寛解を祝福
19年に白血病を公表した池江璃花子が、完全寛解を迎えたと報告。悪性リンパ腫で闘病経験のある笠井信輔は祝福し、20年の“宣言”を思い出す。
フリーアナウンサー・笠井信輔が27日、Ameba公式ブログを更新。「完全寛解」を報告した競泳の池江璃花子選手を祝福した。
■白血病から復活
2019年に急性リンパ性白血病を公表した池江選手。造血幹細胞移植を受けるなど過酷な闘病を乗り越え、20年8月にレース復帰。21年の東京五輪、24年のパリ五輪に出場し復活を遂げる。
そして25日にインスタグラムで、症状や異常が見られなくなった状態「完全寛解」を迎えたと伝えた。
■宣言していた「だめなら8年後…」
自身も悪性リンパ腫で闘病経験のある笠井アナは「『寛解』のさらに上をゆく『完全寛解』私自身も、その診断を受けたときには、本当に嬉しかったのを覚えています」とつづり、4年半前の出来事を思い出す。
20年2月、『報道ステーション』(テレビ朝日)で退院した池江選手のインタビューが放送され、その姿に当時笠井アナは励まされたという。
「抗がん剤治療中の私は、副作用に苦しみながら、ベッドでそのインタビューを見ていました 入院も後半に差し掛かったところで、めげそうな私を支えてくれたのが池江さんでした しかも、彼女は報道ステーションのインタビューで『4年後のパリ五輪を目指しだめなら8年後目指します』と宣言したのです」と明かす。
■「自分も前に進まなきゃ」と涙
「もう涙が止まりませんでした 立ち止まっていない10代の彼女の姿に、自分も前に進まなきゃと強く肩を押されたのです」と振り返り「池江さん、完全寛解ほんとにおめでとうございます」と手放しに喜ぶ。
「これまであなたのニュースを、姿を見るたびに、私は己を鼓舞して前に歩んできました これからもこの『完全寛解』状況が良い形で続いていくことを、祈っており、自分自身にも願っています」と記し、「そして、多くのがん患者さんが 『寛解』さらには『完治』の状況になることを祈ってます」と結んだ。
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)