谷原章介、川島なお美さんの遺志継ぐ夫の言葉に感銘 「本当に愛の深さを感じます」
亡き川島なお美さんの夫でパティシエの鎧塚俊彦さんが、妻の愛犬やワインへの思いを語り、動物愛護活動を継続していることを報告しました。
25日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、2015年に亡くなった川島なお美さんの夫・鎧塚俊彦さんが妻の在りし日の姿を振り返る様子を報じました。
24日は川島さんの9年目の命日ということで、司会の谷原章介さんは鎧塚さんの「忘れてほしくない」という言葉を受け止め、故人を偲んでいました。
■ 亡き妻を「忘れてほしくない」という思い
同番組の取材を受けた鎧塚さんは、「川島なお美という、あれだけ懸命に生きた女性を忘れてほしくない、忘れさせたくない…」と胸の内を告白。
続けて「9年たっても、みなさんがこうやって川島なお美のことを覚えていてくださって、とっても喜んでくれていると思いますし、『あなたよくやってくれているんじゃないの』みたいなことを思ってくれているような気がしますね」と、しみじみと振り返っていました。
■ 幸せな結婚生活と「おしどり夫婦ぶり」
番組では、カメラの前で頬にキスをしたり笑い合う、川島さんと鎧塚さんの「おしどり夫婦ぶり」もVTRで紹介されました。
川島さんは鎧塚さんと結婚した48歳当時、ウエディングドレス姿で「私という名のワインを完熟に向かわせてくれる器にようやく出会えたという。彼というグラスの中で熟成していければと思います」と喜びを語っていました。
ワイン好きで知られる川島さんですが、鎧塚さんは「シャンパンとかで朝少し乾杯させていただいたりというのは、女房のお墓でさせていただいておりますね」と、墓前での乾杯について明かしています。
■ 川島さんの遺志を継ぎ…
川島さんが、お酒と同じくらい愛していたのは愛犬たち。鎧塚さんは彼女の動物愛護の意志を継ぎ、基金を設立。毎年「川島なお美動物愛護賞」として、犬や猫などの愛護に貢献した個人や団体を表彰しています。
一昨日行われた授賞式では、保護犬など5匹の犬を飼っている俳優の寺田心さんらが受賞しました。
鎧塚さんは川島さんについて、「一度ほれ込んだら絶対にそれを一生続ける。ワインもワンちゃんたちも、一時的に溺愛するのではなく、一度ほれ込んだものは徹底的に愛し続ける、ということを女房も言っていました」と語っています。
■犬や猫の殺処分ゼロを目指して活動
ワインを愛し、動物を愛した川島さん。鎧塚さんは、今後も犬や猫の殺処分ゼロを目指し、活動を続けていく意向です。
谷原さんは、「川島なお美さんが亡くなってもう9回目の命日なんですね。こうやって鎧塚さんが思い続ける深い愛といいますか、お墓参りに行ったり、動物の愛護賞をなお美さんの名前を冠して行ったりとか、本当に愛の深さを感じますし、川島なお美さん自身もとても嬉しいんじゃないかと思いますよね」と、感慨深げにコメントしていました。
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(文/Sirabee 編集部・星子)