入浴剤を入れた残り湯、実は洗濯に使える場合もあるが… 5つの「NG行動」に思わず驚き
入浴剤を使用した残り湯を「洗濯」に使うことに約7割の人が抵抗を感じているが、意外な事実が判明。アース製薬に「使用上の注意」を尋ねてみた。
■アース製薬の「注意喚起」に納得
入浴剤を使用した残り湯による洗濯事情について、アース製薬担当者は「洗剤や服の素材との相性によって異なります」と回答する。
続けて「入浴剤は有効成分による効能効果の他に、香りやお湯色などでひと時のバスタイムを楽しませてくれます。しかし、このお湯色の残り湯を洗濯に使用するために、衣類への着色が問題になることがあります」と、詳細について説明してくれた。
担当者は「入浴剤と洗剤との相性によっても使えない場合がありますので、洗濯に使って良いかどうかなどについては必ず、パッケージに記載された使用方法や使用上の注意を守って、正しくご使用ください」と、注意を喚起している。
■「使用可能」でも注意点があった
さらに、アース製薬担当者は使用上の注意を確認して頂き、残り湯を使うのが問題ない場合でも、すすぎは清水を使用してください」と呼びかける。
こちらの理由については「先ほどご説明しました通り、お湯色のついた入浴剤の残り湯で洗濯すると、入浴剤の色素が服についてしまう可能性があります。つけ置きや柔軟剤との併用、おろしたての衣類、ウールや絹など、おしゃれ着衣類で『中性』の絵表示のあるもの、色落ちの恐れがあるものは、使用は避けてください」との説明が。
繰り返しになるが、残り湯を洗濯に使用しても問題ないか、パッケージに記載された使用方法や使用上の注意を必ず確認し、正しい使用方法を守るのが重要である。
バスタイムを楽しんだ後は、使用方法に気をつけて洗濯に活用してほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
夏でも入浴剤を使った湯船に浸かり、汗を流すのが好き。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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