かまいたち濱家隆一、寿司屋の大将が放った物価高への対応策に感銘 「芸人にも言える」
かまいたち・濱家隆一さんが感銘を受けた、寿司屋の物価高対策とは。「値段を上げる前にすべきこと」は芸人にも共通すると感じ…。
23日、お笑いコンビ・かまいたち(山内健司さん、濱家隆一さん)がパーソナリティーを務める『かまいたちのヘイ!タクシー!』が放送。
濱家さんが、行きつけの寿司屋で感銘を受けたというエピソードを明かしました。
■寿司屋になった先輩
「ホンマなんでもない話やねんけど、おぉ! って思った話があって」と切り出す濱家さん。ある時、馴染みの寿司屋に行ったときのエピソードを語り始めます。
その寿司屋では以前、濱家さんの芸人の先輩にあたる人が修行していたそう。その先輩は早々に芸人を辞めて寿司屋で修行をした後、独立して寿司屋を開店します。
しかし、昨今の不況や物価高の影響で値上げをしなければ経営が厳しいという状況に。そこで、その先輩は古巣の寿司屋の大将に値上げについて相談したと言います。
■「値段を上げる前に…」
相談を受けた大将は「値段を上げる前に、利益を上げられるメニューを考える方に脳みそを使いなさい」とアドバイスしたそう。
つまり、元々あるメニューの値段を上げるのではなく、値段はそのままでメニューの内容を工夫して利益を上げられるようにすべきということ。大将のアドバイスに、濱家さんは「めっちゃかっこよくない?」「職人というかさ、しびれてさ、その一言に」ととても感銘を受けたと言います。
■元も子もないツッコミ
また、濱家さんは大将のアドバイスを「芸人にも言えるなー」と思ったそう。ところが、ここで山内さんから「それで大将の店が潰れたらもう完璧な話」と元も子もないツッコミが飛びます。
山内さんのツッコミは、結局利益を上げられるメニューを考えられず最終的に値上げをしたら、笑いのオチとして完璧という意味。これには濱家さんも笑いながら「何が完璧や!」と返します。
■山内は値上げに賛成
濱家さんによると、先輩の寿司屋の値上げというのは、単品を一つずつ値上げをするというよりは、例えばコース料理1万6,000円を1万7,000円に値上げするという意味だろうとのこと。
それを聞いた山内さんは「俺はなんか、(値段を)上げてあげたらええやんて。お店ありがたいんやからって思っちゃうタイプ」と、値上げには賛成したいと語っていました。
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(文/Sirabee 編集部・大島 あひる)