『キン肉マン』作者、SNSでの“勘違いトラブル”を謝罪 「大団円」「素敵な対応」
『キン肉マン』作者・ゆでたまご嶋田氏がファンに謝罪。ネットからは称賛の声があがっている。
人気漫画『キン肉マン』『闘将!!拉麵男』などで知られる漫画家のゆでたまご・嶋田隆司氏が19日、自身のXを更新し、ファンとの間に起きた意見の食い違いについて言及。「謝るのは私の方だよ すみませんでした」と謝罪した。
【合わせて読みたい】大敗した高校球児に向けられた「誹謗中傷」 監督が注意喚起する異常事態に
■不満にじませ「はぁ?」
現在、約30年ぶりの新作TVアニメとなる『完璧超人始祖編』を放送中の『キン肉マン』(CBC・TBS系ほか)。
事の発端は16日、とある一般ユーザーが、「え、キン肉マンってアニメ今やってんの?」と驚きの声をXでつぶやいたことで、この投稿に気付いた嶋田氏は「はぁ?」と引用リポストを行った。
■「SNS向いてない」と批判の声
このやり取りを見た他ユーザーからは、「なんでこんなに攻撃的なの」「知らなかっただけで作者に因縁つけられるとは…」「ゆでたまご先生はSNS向いてない」と指摘する声が相次ぐ。
件の一般ユーザーは「本当にアニメをやってるのを知らなかっただけなんです。誤解させてしまったのなら申し訳ないです」と困惑する様子をX上で吐露。その後、嶋田氏は「はぁ?」というつぶやきを削除した。
■思いを明かす嶋田氏
嶋田氏は19日、改めてメッセージを発信。
「君が謝る必要はないよ 最初ポスト観た時 おちょくられてるのかと思って『はぁ?』て言葉になっただけで私が大人気なかったんだよ。謝るのは私の方だよ すみませんでした」と真摯に謝罪した。
その上で「言い訳になるかもしれないけど私も右膝手術したりして気持ちに余裕がなかった。もう少し人の気持ちがわかるような大人になります。 #友情パワー」とつづったのだった。
■「大団円」「素晴らしい」
些細な誤解から始まった今回のトラブル。両者は無事和解し、現在では相互フォローという友好的な関係になっている。
ネットでは、「ちゃんと謝れる先生素晴らしい」「大団円で良かった」「そこから始まる熱い友情パワー」「素敵な対応」とホッと胸を撫で下ろす声が相次いでいる。
一方で、「これからも先生もキン肉マンも応援してます」「先生お身体ご自愛ください」というエールもあがっていた。
・合わせて読みたい→『キン肉マン』“アデランスの中野さん”のモデルが死去 ゆでたまご・嶋田隆司氏も追悼
(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)