復縁できると信じていたのに…「やり直したい」と伝えた瞬間、彼が引きつりながら放った言葉にズタボロ
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
■なにも変わっていなかった
「えっと、私ね、まだえびおくんのこと…」。その時の彼の顔、今でも忘れられません。みるみるうちに引き攣っていって、すごく猜疑心にさいなまれたような目をしました。そんな怖い目で見ないで。「なに?」と、冷たいえびおくん。「えっと、だから、またやり直せたらいいなって思ってて…」。
「それは、難しいって言ったじゃん」。私は、放心しました。一瞬なにが起こっているか理解できませんでした。これデジャヴ? 別れたときとまったく同じことを言っている。なにも進んでいなかった、なんにも変わっていなかった。「…どれだけ待たせるかわからないよ」。待たせるって、結婚のことだよね。私が結婚に焦っていたから、壊れたこの恋。やっぱりそれが相当傷つけてしまっていたんだ。
「もう大丈夫、それは。私も成長したし、えびおくん以外に好きな人もできないから」。ずっと怖い目をしているえびおくん。あの優しかった目はもうどこにもない。すると、あまりにもショックな言葉を言われました。
■こっちは深い意味はない
「今日も友達みたいな感じで誘われたのかと思った、たまに会って話すくらいなら、まぁいいかなって思って」。まただ。私とは違うこの温度差。「べつに嫌いになったわけじゃないし…とくに、こっちは深い意味ないよ」。
この言葉で、私はなにかがプチンと切れました。期待していた私が悪い、また思い込んで舞い上がっていた。でも、だったら断ってよ。楽しみ、なんて言ってきてLINEもたくさんして、酷い。また傷つかなきゃいけないのか。感情がグワーーーッと出てきて「じゃあ、会ったりしないでよ! 私が好きなまま別れたのわかってるはずだよ!」。
ホームでだいぶ大声を出しました。ゲンナリするえびおくん。わかってる、これをやってる時点で結局、成長なんてできてなかった、でも、悔しいしツラい。「もう終電だから、俺はこのホームじゃないから…」去ろうとするえびおくんを追いかける私。あれ? これ前もやってなかった? パジャマで表参道を追いかけたことがあったな。
■同じ人に2回目の失恋
「でも、やっぱり仲良いしうまくいくと思う!」必死でプレゼンしました。やばい、本当に終電逃す。でも、止められないし、なんでこんなに頑張ってしまうんだろう。えびおくんは少し笑いながら「仮に戻ったとしても、1ヶ月ももたないね、足を引っ張られるんじゃないかって思う」と、言いました。またか、それ。同じことしか言わないんだ。もう、復縁は無理なんだ…。
今日という日が終わっていく。自分が帰る路線の終電は終わりました。行けるところまでえびおくんと同じ路線で帰ることに。「終電逃したんじゃない? 大丈夫?」聞いてくるえびおくん。優しいけど、そういうことじゃないんでしょ? 「タクシー代、出そうか?」随分と心配してくれているけど、そういうセリフも深い意味ないんでしょ?
本当に最悪の日…やっと会えたのに、復縁計画は大失敗となりました。なかなかこれが受け入れられない。同じ人に2回目の失恋。アプ活を進めるもますます落ち込む。そしてカウンセリングも受けることに。
男性心理を学び、自分と向き合ういいキッカケとなる? …続く!
◆こいでまほ
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
・合わせて読みたい→やす子、「無理すんなよ」と言われた際の“対応”が反響呼ぶ 「本当にすごい」
(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)