仕事でミス、謝るときに覚えておきたい“大人のひと言” バナナマン設楽も「これ以上ない」

「大変申し訳ございません」よりも、気持ちが伝わる「謝罪の言葉」。バナナマンの設楽統さんも感心。

2024/09/07 04:30

設楽統

6日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、明治大学・齋藤孝教授を招いて、「語彙力が不足して困った経験」などについて議論を展開。

取引先を相手にミスをしてしまったとき、より気持ちが伝わる「謝罪の言葉」などが紹介され、スタジオからも感心する声が溢れました。


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■若者たちの語彙力低下「本当にヤバイ環境」

番組では、若い世代が「ヤバイ」「エグい」などを多用し、語彙力が低下している問題について特集。

『婦人公論』元編集長の三木哲男さんは、「本当に“ヤバイ”環境になっています。最近増えているのは、出版社の我々のところに大学の先生や企業の幹部が、とにかく社員や学生がまともな日本語を喋れない。語彙を持っていないっていう困りごとが多い」と話し、この問題を解決するための本や、講座を作ってくれないかという要望が多いといいます。

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■覚えておきたい「謝罪の言葉」

友人とのやり取りでは、語彙力の不足を絵文字で表現して補う場面もありますが、ビジネスシーンではそうもいきません。

齋藤教授は一例として、取引先を相手にミスをしてしまった場合などは、「大変申し訳ございませんでした」が基本になるとしつつも、より気持ちが伝わる言葉として「反省 弁解の余地もございません」という一文を紹介。

これには、スタジオから「あぁ~」「反省してる!」「すごい謝ってる」と感心する声が。

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■ここまで言うと「相手もそれ以上突っ込めない」

齋藤教授は「相手が取引先ですから、そもそも『すみません』という言葉は取引先には使わない」とした上で、「『弁解の余地もございません』って言うと、相手もそれ以上突っ込めないですよね」とも説明。

これには、番組司会のバナナマン・設楽統さんも「弁解の余地もないって言ってるんですから、もうこれ以上ない…」と感心し、タレントの千秋さんは「謝るときにはこれを言う! みたいなのが欲しい(持ち歩いて使いたい)」と、語彙力の低下を実感している様子でした。

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■なぜ「すみません」じゃダメなのか?

続けてコメントを求められた三木さんは、「私、この三週間ぐらいこれ(弁解の余地もございませんを)使ってますよ(笑)」と話し、笑いを誘います。

また、「なぜ『すみません』じゃダメかというと、『すみませんでした』と言ったら、『何がすみませんと思ってるんだ?』と聞かれる訳です。『弁解の余地もございません』って言ったら、これ以上聞かれない。こちらのほうが深いんです」とも解説していました。

改めて、自分がどんな言葉を選ぶかによって、相手からの印象が大きく変わってしまうことを痛感しますね。


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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい

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