堀江貴文氏、批判集まる「年末調整廃止」案に賛同 河野太郎氏へ「解説番組に出てもいいですよ」
自民党総裁選への立候補を表明した河野太郎氏が主張する、「年末調整の廃止」の案について解説。堀江貴文氏が意欲を示したのは…。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が5日、公式YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。自民党総裁選への立候補を表明した河野太郎デジタル相が、年末調整を廃止し、全ての納税者に確定申告をしてもらう案を公約として掲げたことについて賛同した。
■河野氏の公約に批判の声も
総裁選への立候補を表明している河野氏は、自身のXや記者会見で、首相になった際の公約について言及。マイナンバーを使って個人の所得などを名寄せするとし、「移行期間を経たうえで年末調整を廃止して、すべての国民に確定申告をしていただきます」とした。
これに対し、SNSなどでは「税務署がパンクする」「面倒」「自民党議員がちゃんと税金払え」などと批判の声もあがっていた。
■「当たり前のことを言っている」
堀江氏は、将来的に、保険証や運転免許証、国家資格などすべての情報がマイナンバーに紐づけられ、スマートフォンにも機能が搭載されるとし、銀行口座の開設などに必要な本人確認が「生体認証とかでワンタッチでできるようになる。めちゃくちゃ便利になる」と話す。
マイナンバーカードを推進する河野氏について、「(河野氏は)当たり前のことを言っているにすぎないんだけど、なんでそんなに批判されなきゃいけねえのかな。ちょっと本当に不思議」と疑問を口にする。
■分かりやすい解説動画を
続けて、「フランスとかだと、何個かの質問に答えるだけで簡単に確定申告ができるみたいなんですけど、日本もちょっと面倒くさいみたいですけど、マイナポータルから確定申告とかできるんで、窓口に行く必要ないんですよね。窓口がパンクするって言ってる人は、窓口に行くことが前提になっているのがまたおかしな話」と説明する。
現在は仕組みがあまり知られていないこともあり、「まず分かりやすい解説動画とか、そういったものを上げるべきだと思うし、それは河野太郎さんが上げなきゃいけないと思いますけど、デジタル庁として。簡単なマイナポータルの使い方、確定申告の仕方みたいなのを、分かりやすく面白く、タレントさんとかを起用してやるべきなんじゃないのか」とも指摘。