お化け屋敷に現れた「お化けより怖い人間」が恐ろしすぎる 無意識でなってしまう可能性も…
お化け屋敷内に掲出された、お化けからの悲痛な願いが話題に。「人間のほうが怖い」と、共感の声が多数寄せられている。
「後で笑い話になる」という考え方は大切だが、ときにはその楽観的な考えが消えないトラウマを残すケースもある。
以前X上では、とあるお化け屋敷で発見された「お化けからの悲痛な願い」に、共感の声が多数寄せられていたのをご存知だろうか。
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■「イジメと一緒」と喝
今回注目したいのは、Xのインフルエンサー・杏さんが投稿したポスト。
「お化け屋敷の看板人形の張り紙、全ての親に見てほしい。子供が嫌がることして笑いながら動画撮ってる親とか虐待だと思ってる」と、意味深な文章の綴られたポストには「岩子からのお願い!!」と題した、お化けからの注意書きが写った写真が添えられている。
その内容は「嫌がるお子さんを無理やり私に近づけないでね!! それはイジメと一緒よ!!」というもの。
続けて「お父さん、お母さんへ。逆らえない相手から強制的に嫌な事をされたら、どんな気分でしょうか?」「ここで、お子さんを泣かせても強い大人にはならないと思います。是非ご一緒にオバケ屋敷に入ってあげて下さいね。 岩子」と、優しい呼びかけが記されていたのだった。
■「人間のほうがお化けより怖い」
お化け屋敷を「アトラクション」として楽しめる大人と違い、純粋にお化けを信じている幼い子供たちからすれば、お化け屋敷は恐怖の建物。
真剣にお化けを怖がる様子を「微笑ましい」と感じる気持ちは分からないでもないが、その恐怖を「無理やり押し付ける」となれば、話は別である。同様の思いを抱くXユーザーは多かったようで、件のポストは投稿からわずか数日で約1万件ものリポストを記録するほど話題に。
「こんなことをわざわざ、岩子さんから言われなければ分からない人間のほうが、お化けより怖い」「大人からすれば子供だましなんだろうけど、子供は初めて知る世界で、ほんとトラウマになるんだよね」「最も怖いのは家族からのイジメ。どこにも逃げ場がない」「人を怖がらせるばかりでなく、ホラー苦手な人や弱い立場にも寄り添えるお化け屋敷って良いね」など、共感と称賛の声が多数寄せられていた。
そこで今回は、話題の注意書きを設置する東京港区のお化け屋敷『台場怪奇学校』に、詳しい話を聞いてみることに。その結果、お化け屋敷の立場から見た「親子の関係」が明らかになったのだ…。
※次ページより「お化け」の写真が登場するので注意