阪神タイガースが8月負け越した理由は? 中西清起氏が独自分析 「例年に比べると…」
8月は調子が上がらず、負け越してしまった阪神タイガース。OBの中西清起氏がその要因や「優勝の確率」を分析。
元阪神タイガースの中西清起氏が自身のYouTubeチャンネル『中西清起の虎の穴チャンネル』で阪神が8月、負け越した要因を分析した。
■8月負け越した要因を分析
8月を10勝13敗1引き分けで負け越した阪神について中西氏は「岡田彰布監督としては、勝負をかけたい月だった。結果的には残念」と語る。
調子が上がらなかった要因には「ドーム球場も多かったし、コンディション的には例年に比べると日程は楽だった」と持論を展開。また、中西氏は負けが混んだ理由について「バントや守備のミスの多さ」を挙げた。
■伊藤投手の不調が大きい?
スタッフは「これまでの月に比べて、8月はチーム防御率が1点以上落ちたというデータが出ていますが、どう思いますか?」と質問する。
これに中西氏は「8月は暑さで打高投低になる」と指摘したうえで、「先発陣はある程度は回っていたと思うんですけど、前半戦から不調だった伊藤将司とか、岩崎優がやられたりとか。伊藤が一番大きかったんちゃうかな」と伊藤投手の不振を要因に挙げる。
また「青柳晃洋も復活できなかったというか、本来の調子には程遠い。そういう内容でしたよね」と開幕投手を務めながら今季1勝にとどまっている青柳投手にも言及した。
■阪神優勝の可能性は?
スタッフから「ここから優勝はあると思いますか?」と質問されると、中西氏は「可能性としては15%ないでしょうね。残りゲームが少ないので。過去には22試合で、6ゲーム差をひっくり返されたことはありましたけどね、タイガースが2008年、やられたシーズンですけども」と分析する。
その後も中西氏は首位広島東洋カープと2位読売ジャイアンツとの残り試合が少ないことや、両チームが大型連敗する可能性は低いとし、「0ではないけど、数字上は非常に厳しい」とコメントした。