将棋盤にある「くぼみ」の名称知ってる? その“由来”がめちゃくちゃ怖かった
ここで突然クイズ。「将棋盤の真裏にあるくぼみ」、「木琴を叩く棒」の名前をあなたは知っているか?
■将棋盤の裏
藤井聡太七冠の活躍で、昨今よくニュースでも目にする将棋盤。
かつて、貴族や大名の娘は嫁入り道具として華麗に装飾された将棋盤・碁盤を持参する習わしがあったとも言われ、愛知・名古屋の「徳川美術館」には、将軍家から尾張家に嫁いだ千代姫様の嫁入り道具である将棋盤が国宝として所蔵されている。
そんな将棋盤をひっくり返すと、ど真ん中に謎のくぼみが。正式には「音受け」と呼ばれる部位で、一説には駒を指した時の音を良くするための細工とされているが、ちょっと怖い俗称も存在している。
■答えは…
その俗称が「血だまり」である。
名前の由来は「対局中に横から口を挟む人間は首をはねられ、このへこみに乗せられることになるという戒めがある」という説であり、将棋愛好家の間でも有名な逸話だそうだ。
本当に首をはねられた無法者がいたのかどうかは定かではないが、何とも物騒な名称である。怖い!
■木琴を叩くアレは何ていうの?
続いてもう一問。この商品は何と呼ぶかわかるだろうか。そう、昔懐かしい「木琴」を叩くスティック。
木の棒の先端に黒檀、またはゴム、毛糸製の玉が付けられたアレである。「バチ」が正解なのではと誰もが思うが、実際の正式名称は違うようなのだ。