【台風10号】ペットボトルに「あの飲み物」を混ぜると… 試してみたら、“いいこと尽くし”な発見も
台風10号の影響で停電している地域もあるなか、部屋を明るく照らすのに役立つ、ちょっとした“裏ワザ”が話題になっている。
NHK災害担当記者の藤島新也氏が、自身のXにて、停電時の明かりとして役立つ“裏ワザ”を紹介している。
■大雨の恐れも
台風10号は30日午後12時時点で、山口県柳井市付近の海上を、時速15キロほどの速さで北東へ進んでいるとみられる。
勢力は弱まったものの、九州から東北にかけての広い範囲で雨雲がかかっており、記録的な大雨になっているところも。この後も断続的に雨が降る見込みで、線状降水帯が発生する恐れもあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高潮や高波への警戒が呼びかけられている。
■部屋を明るくする方法
台風の影響で、九州各地のほか神奈川県や静岡県などでも停電が発生している。そんななか、藤島氏は「停電時に、スマホのバッテリーを温存する方法と、部屋を明るくする方法です」と役立つ情報を紹介。
停電時の明かりとしてロウソクを使うと、倒れた際に火災になる危険性もあることから、懐中電灯やスマートフォンの明かりを使うことを勧める。その際、水を入れたペットボトルを上に乗せることで、より明るくなる。
■ちょっとだけ牛乳を混ぜると…
さらに藤島氏は、「ペットボトルにはちょっとだけ牛乳を混ぜて濁らせると明るさが増します」と説明している。
光は真っすぐに進む性質があるため、懐中電灯の光だけでは周りまで照らすことができない。しかし水を入れたペットボトルを使うと、光が水に乱反射して周りを明るくする。
さらに水に数滴の牛乳を混ぜると、牛乳の粒子に光が当たって散乱するため、より明るくなるとのことだ。