大企業から我が子宛の手紙、明かされた真実に親も驚き 「最高の神対応」と話題に…

味の素から我が子宛てに届いた手紙の内容を見て、多くのネットユーザーが驚き。「これは神対応」と、称賛の声が相次いでいる。

2024/08/28 11:15

■味の素、神対応が過ぎる…

ことの経緯をめぐり、ポスト投稿主・むしゃさんは「我が子の自由研究の内容は、塩とスイカにおける甘みの感じ方の関係性です。スイカに塩をかけると甘く感じるのであれば、塩味さえあればどんなものでも有効なのでは、という研究です」と説明する。

様々な塩分を含む調味料をスイカにかけ、どれが甘く美味しいかを調べる過程で『やさしお』をそのまま舐めたところ、むしゃさんのお子さんは「冷たい」と感じたことを疑問に思って調べてみたが、答えは見つからなかった。

そこで今回、味の素へ直接問い合わせてみることにしたのだ。むしゃさんは「ホームページのお問い合わせ方法では電話、メール、手紙のいずれかを選べたので、手紙の書き方の勉強も兼ねて手紙で質問することにしました」とも振り返っている。

そして数日後、味の素より件の手紙が返ってきたのだ。

手紙を見たむしゃさんのお子さんは「自由研究の続きと補足ができる」と大喜び。むしゃさんも「キシリトールの例については、親である私も勉強になりました」と、感動した様子を見せていた。

また、むしゃさんは味の素の神対応について「子供でも分かりやすい内容の返信を頂けてとても感謝しています」「自由研究の内容が濃くなり、我が子も学校での発表が楽しみとのことです。お手紙自体も、自由研究の資料として使わせて頂きます」と、感謝のコメントを寄せてくれたのだ。


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■味の素担当者は「気づきが素晴らしい」

質問の手紙を受け取った際の心境について、味の素の担当者は「食に興味を持たれたお子様からのこのようなご連絡は、大変嬉しく思います。今回のお手紙においては『やさしおを舐めてみて、他の塩と比べて冷たく感じる』というお子さまのお気づきが、素晴らしいと感じました」と、感動した様子で振り返る。

ユーザーからの問い合わせに関しては「原則返信」のスタンスをとっている味の素。

今回の返信に込めた思いについては「お子様からのお手紙でしたので、お子様が読まれた際に理解しやすい言葉を用いました」「また、勉強の励みとなるような一言を添えるなど、お客様に寄り添った対応を心掛けました」と説明している。

むしゃさんのお子さんのように、身近な食材や「おいしさ」に対し、好奇心や疑問を抱いている児童は決して少なくないだろう。

そうした子供達に対し、味の素の担当者は「ご家庭にある身近な食材や調味料を使って、簡単にできる『おいしさ』の実験を楽しんでみてはいかがでしょうか?」と、優しく呼びかける。

味の素・やさしお

なお、同社では、児童に向けた情報発信を行っており、この時期は夏休みの自由研究にあたって「おいしさ」の決め手となる「うま味」の発見を通して、食に対する関心を高める実験を紹介しているのだ。

こうした事例を踏まえ、担当者は「お子様の自由研究や、学びの題材の参考になりましたら幸いです」とコメントしていた。

疑問をそのままにせず「知りたい」と感じたお子さんと、我が子の背中を押したむしゃさん、2人の思いに本気で答えてくれた味の素。それぞれの行動が全て「神対応」と言えるだろう。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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