大谷翔平の“40HR・40盗塁”を高木豊氏が称賛 「50・50」達成の可能性も独自予想
MLB史上6人目の「40HR・40盗塁」を達成した大谷翔平。高木豊は「50HR・50盗塁」の可能性に言及。
■「40・40」達成に驚き
高木氏は大谷選手が23日の試合で「40ホームラン、40盗塁」を達成したことについて「同日に達成するのは奇跡的」と驚く。
そして「40・40はメジャーリーグの歴史上、 6人しか達成してないし。 そのなかでも、バリーボンズ、アレックス・ロドリゲスら、そうそうたるメンバーの仲間入りをした」と称賛する。
続けて「40ホームランの経験はないけど、俺も56盗塁という数は走ったことがある。一言で40というけど、ヘトヘトになるよ。それなのにホームランを打ち、盗塁をして達成したの言うのは、すごいことだよね」とコメントした。
■「50・50」達成の可能性は?
大谷選手の「50ホームラン・50盗塁」の達成については「残り33試合ということで。126試合での40号、3.5試合の1本のペースで打っていることを考えると、残り33試合あるということは、ギリギリ到達できるかな」と持論を展開。
さらに「ホームランや盗塁は1試合に2本とか、盗塁が2個とか3個とかの可能性があるんで、十分可能性がある」と50ホームラン・50盗塁の達成に期待を寄せた。
■「怪我をしないで」とエール
その後も高木氏は「移籍1年目でこの成績はすごい」などと、今シーズンの成績を称賛する。
今後については「プレッシャーや意識過剰になるっていうのは、周りからそういうふうな状況に追い込まれるんだけども、大谷だったらたぶんね、達成すると思いますよ。その歴史的に瞬間をやっぱり見たいね」とコメント。
また、「ピッチャーとの二刀流を再開した場合、40盗塁は難しいかもしれない」としたうえで、「怪我をしないで。残り33試合、どういう成績を残すか。すごいよ。異次元」と大谷選手を大絶賛していた。
■24日の試合で41号ホームラン
MLBで40ホームラン・40盗塁を達成したのはホセ・カンセコ選手、バリー・ボンズ選手、アレックス・ロドリゲス選手、アルフォンソ・ソリアーノ選手と、現役のロナルド・アクーニャの5名。このそうそうたるメンバーに大谷選手は肩を並べた。
期待されるのは前人未到の50ホームラン、50盗塁。昨年アクーニャ選手は73盗塁を記録したがホームランは41本で、夢の「50・50」は達成できなかった。
なお大谷選手は24の試合でツーランホームランを放ち、本塁打数を41としている。