ヘッドフォンのような謎グッズ、じつは熱中症予防に最高な「神アイテム」で…
毎年多くの冷感グッズを試してきた記者が、今年最も使った優良アイテムはこれでした。
まだまだ暑い日が続いていますね。ハンディ扇風機、冷感インナー、クールネックリングと、みなさん今年も色々なひんやりアイテムを試されたと思います。
そんな中、冷感グッズマニアの記者は“最強の一品”と今年出会ってしまいました。
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■なにが最強か
毎年、10数個の最新冷感グッズを試している記者。
夏場は屋外取材案件が目白押しで、グッズを試すにはもってこいです。この日は東京ビッグサイトで開催された『コミックマーケット』会場で、複数の最新冷感グッズをテストしました。
体感温度は40度以上、人々が密集し湿度もかなり高いこの会場で、最も体をクールダウンさせ、最も癒しを与えてくれたアイテムがありました。それがハンズフリー氷嚢(ひょうのう)「アイスストロング」(MIクリエーションズ)です。
■2本の氷を首に引っ掛ける感覚
正直、色々試しているとすぐ冷たさが無くなってしまう残念アイテムが多いのが現実です。同時に、昨今の日本があまりに暑すぎるのかもしれません。しかし「アイスストロング」は、記者個人としてトップクラスの評価ができる神アイテムでした。
商品は、左右合計2つの氷嚢で構成されていて、素材は肌触りの良いゴム性。水漏れ防止用のパッキン付き蓋を開けたら水を注ぎ入れ、それを凍らせた後、ヘッドホンのよう首にかけて使用します。…見た目もかわいい。
酷暑の中で装着すると瞬時に水風呂、いや氷風呂に入った感覚で、身体中が一気にクールダウン。一時流行したクールネックリングとは比較にならないほど、爽快感が過去イチでした。
■「2時間30分」冷たさを維持
左右の氷嚢はプラスチック製のジョイントアームで結合されており、フィット感も最高。
写真で見るとわかるよう、大柄の男性(記者は183cm)の首もしっかりカバーできるほど大きいですが、重さは見た目ほど感じません。初期はまさに“氷の塊”なのでタオルを1枚挟み凍傷を予防し、その後溶けてきたら直接肌につけるのがベストです。
炎天下での取材時に使用しましたが、ゴムが分厚いせいか完全にヌルくなるまで約2時間30分ももってくれました。その間、体を冷やし続けてくれた上、ジョイントアームを外せば単体で脇や腕を冷やすことも可能という優良ポイントがあったことも、ここに記しておきます。
■追加補充できる上、帰りは「捨てられる」
さらに最大の長所となるのが、現地で「中身を入れ替えれば」再度体を冷やしてくれるという点。コンビニで氷と水を買って入れるだけなのです。
そして、帰り道に溶けた水を捨てれば重さも全く気になりません。これまでヌルくなった涼感グッズをバッグに入れ「使わないのにかさばるゼ」と、感じていた方の悩みも解決されそうです。
記者はコミケ取材時、本当にこのアイテムに助けられました。メーカーさんは推奨していませんが、30分にも及ぶ列の待機中に飲み水が枯渇し、氷のうの氷水をゴクゴク飲んで渇きをいやしたのです。中身はミネラルウォーターだったので最高のヒーリングでした。
しかし、繰り返し使用していると氷嚢内に雑菌が発生する可能性もあるので、真の緊急時のみという認識が良いと思います。飲まずとも、頭から中身の氷水をぶっかければ優勝です。
炎天下でのBBQ、キャンプに庭作業に、サイクリングに、ぜひ一度試してみてください。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)